ボーズ、据え置き型iPodスピーカー「SoundDock」の新モデル －「Portable」と同等の音質/機能に強化。34,860円

SoundDock Series II digital music system

11月1日発売 標準価格：34,860円

　ユニバーサルDockを備え、「SoundDock」シリーズで初めてiPhone/iPhone 3Gに対応。第4世代以降のiPod/nano/mini/photoなどもサポートする。なお、発売されたばかりの第4世代iPod nanoや第2世代iPod touchへの対応については「本社で確認中。わかり次第Webページで公開する」という。従来モデルの「SoundDock」、「SoundDock Portable」の対応状況についても同様にアナウンスするとのこと。

　同社は2004年10月に、iPod用スピーカー「SoundDock」(34,860円)を発売。2007年11月には、バッテリを内蔵し、持ち運びできるようにした「SoundDock Portable」(46,200円)をリリースしている。今回の「SoundDock Series II digital music system」は「SoundDock」の後継モデルとなり、「SoundDock Portable」で実現した音質や仕様をバッテリ非搭載モデルにも受け継いだ製品となっている。価格は据え置き。

左が「SoundDock Series II digital music system」、右が「SoundDock Portable」	「SoundDock Portable」の背面。バッテリを搭載しているため、若干膨らんでいる	「SoundDock Series II digital music system」の背面は階段状になっている

　iPod接続用のDockをスピーカーの前面に備えたシステムで、スピーカーとアンプを一体型筐体に内蔵している。付属ACアダプタでの駆動のみとなる点を除いて、主な仕様は「Portable」と共通。しかし、外形寸法は「Portable」の307×103×175mm(幅×奥行き×高さ)に対して303×165×169mm(同)と、若干小型化している。

　従来モデルからの変更点は、ステレオミニの外部入力端子を備えたこと。iPod以外のプレーヤーとも接続できる。また、リモコンにプレイリストボタンを追加。iPodのプレイリストを選択できるようになった。さらに「Portable」と同様にスピーカーの中央部にLEDを埋め込み、リモコン操作を感知すると点灯する機能を追加。操作が効いているかを目でも確認できるようになった。

　搭載したiPodの充電も可能。PCとの同期は非対応。ユニットの構成やアンプの仕様の詳細は公開されていないが、「再生音はSoundDock Portableとほぼ同等」(ボーズ)だという。独自の音響設計とDSPによる信号処理により、音量に合わせて人間の耳に最適なバランスになるよう補正している。

背面。ステレオミニのアナログ音声入力を備えた	付属のリモコン。ボリュームの横に備えているのがプレイリスト選択ボタン	Dock部。「SoundDock Portable」のように収納はできない。両脇のボタンで音量調節も可能

□ボーズのホームページ
(9月18日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.bose.co.jp/
□関連記事
【2007年9月27日】ボーズ、バッテリ駆動にも対応したiPod用スピーカー
－「SoundDock Portable」。クレードルも収納可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070927/bose2.htm
【2004年10月1日】ボーズ、iPod専用スピーカー「SoundDock」
－Dock端子で接続し、充電やリモコン操作が可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20041001/bose.htm

(2008年9月18日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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