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ヤマハ株式会社は、オーディオスピーカー「Soavo」(ソアヴォ)シリーズの新モデルとして、最上位モデル「Soavo-1」(1台18万9,000円)のカスタムチューンドモデル「Soavo-1(BP)」を12月下旬に発売する。価格は1台21万円。カラーはピアノブラック。また、「Soavo-1」をシングルウーファにした低価格モデル「Soavo-3」も10月下旬に1台13万8,600円で発売する。カラーリングはブラウンバーチ。
■ Soavo-1(BP) 3ウェイ4スピーカー構成のフロア型スピーカー。主な仕様はSoavo-1と同じだが、表面の仕上げをピアノフィニッシュに変更している。仕上げだけでなく、搭載ユニットとネットワークも改良。仕上げに合わせ「高密度で磨き込まれたサウンドを実現した」という。 ウーファには、俊敏なレスポンスを持ち、深くタイトな低音を追求したというA-PMD(Advanced Polymer Injected Mica Diaphragm)ウーファを採用。サイズは16cm径で、ダブルウーファ仕様となっている。ミッドレンジもA-PMDで、13cm径。いずれも従来より高精度に改良されている。ツイータは3cm径のアルミドーム型を使用した。
エンクロージャはフロントバスレフ。仕上げのピアノフィニッシュは、同社のグランドピアノと同じ塗料と工程を経て生み出されるという。平行面を持たない形状で、内部定在波を低減。独自のスラントパーティションやバーチカルラダー補強も施し、不要共振を抑制、キャビネット外板の振動もコントロールしている。 再生周波数帯域は35Hz~50kHz(-10dB)、35Hz~100kHz(-30dB)。クロスオーバー周波数は450Hzと4.5kHz。インピーダンスは6Ω。最大入力は200W。出力音圧レベルは89dB/2.83V,1m。スピーカーターミナルはバイワイヤリング対応で、バナナプラグもサポート。スタンドを含む外形寸法は349×487×1,051mm(幅×奥行き×高さ)。重量は29.5kg。
■ Soavo-3
Soavo-1と同サイズのフロア型だが、ウーファをシングル仕様にした3ウェイ3スピーカータイプ。Soavo-1 BPは高解像度なモニターライクな音質を追求。Soavo-3は人の歌声のリアリティや正確な音像定位、音場感の広さを特徴とする「Soavo-2」の音をベースに、中域密度感とスケール感の向上を果たしたとする。 ユニットは、ウーファが16cm径、ミッドレンジが13cm径のどちらもA-PMDユニット。ツイータは3cm径のアルミドーム型。新設計のネットワークを採用している。 エンクロージャの仕様もSoavo-1/1(BP)と同じだが、フロントに配置した無垢材削り出しの木製フレア形状ポートはシングルウーファ向けに専用チューニングされており、ベースやドラムのスピード感を忠実に再現できるという。カラーリングはブラウンバーチ。
再生周波数帯域は35Hz~50kHz(-10dB)、35Hz~100kHz(-30dB)。クロスオーバー周波数は450Hzと4.5kHz。インピーダンスは6Ω。最大入力は160W。出力音圧レベルは87dB/2.83V,1m。スピーカーターミナルはバイワイヤリング対応で、バナナプラグもサポート。スタンドを含む外形寸法は349×487×1,051mm(幅×奥行き×高さ)。重量は26.5kg。
□ヤマハのホームページ
(2008年9月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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