|
株式会社アイ・オー・データ機器は、1,920×1,080ドット/フルHD解像度のパネルを採用し、地上デジタルチューナを内蔵した21.6型液晶ディスプレイ「LCD-DTV222XBR」を11月中旬より発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は69,800円前後の見込み。 また、デジタルチューナを搭載しない21.5型ワイド「LCD-MF221X」シリーズ2モデルの発売時期も決定。ホワイトの「LCD-MF221XWR」が11月中旬、ブラックの「LCD-MF221XBR」が11月上旬発売で、店頭予想価格は34,800円前後の見込み。 「LCD-DTV222XBR」と「LCD-MF221X」シリーズは、9月29日に開発発表された製品で、9月30日~10月4日に開催された「CEATEC 2008」でも展示。年内発売予定とアナウンスされており、価格は明らかにされていなかった。 そのほか、上記ディスプレイ向けに光沢タイプの液晶保護フィルム「DA-PFG222」も11月下旬に発売する。店頭予想価格は5,480円前後の見込み。 ■ LCD-DTV222XBR
地上デジタルチューナを内蔵した、21.6型ワイド液晶ディスプレイ。パネル解像度は1,920×1,080ドットで、表面はノングレア。輝度は300cd/m2、コントラストは1,000:1、視野角は上下160度/左右170度、応答速度は5ms。HDMIを2系統と、HDCP対応DVI-Dを1系統搭載する。なお、アナログRGB(D-Sub 15ピン)は搭載しない。 地デジチューナや関連アプリケーションは自社開発で、単体でテレビとして利用可能。CATVパススルーにも対応する。12ch表示にも対応するEPGや字幕表示が利用できるほか、視聴予約も行なえる。また、I/P変換回路も備えており、1080iのインターレース映像も画面ボケやジャギーを低減して、滑らかに表示できるとする。テレビの操作は付属リモコンで行なえる。 表示方式は、ドット・バイ・ドットや、アスペクト比を固定したままの「スマートズーム」、ズーム、レターボックスに対応。また、PinP(子画面表示)も行なえ、DVIでパソコンと接続しながら、子画面で地デジや外部入力からの映像を表示可能。なお、HDMIからの映像を子画面で表示することはできない。 入力端子はHDMI×2と、D5、HDCP対応DVI-D、S映像、コンポジットが各1系統。ステレオミニの音声入力も装備する。SRS TruSurround XT搭載のスピーカーを内蔵し、音声出力は2.5W×2ch。消費電力はテレビ表示時で60W、PC表示時で50W。外形寸法は522×215×411mm(幅×奥行き×高さ)。重量は6.6kg。スタンドは上側に20度、下側に5度のチルトが可能。
■ LCD-MF221Xシリーズ フルHD/1,920×1,080ドットのパネルを採用するが、地デジチューナを搭載しない製品。ノングレアタイプで、輝度は300cd/m2。視野角は上下160度、左右170度。コントラスト比は1,000:1だが、DCR(Dynamic Contrast Ratio)を備えており、最大10,000:1を実現できるという。 I/P変換回路も搭載。ドット・バイ・ドットやアスペクト比固定ズーム、フル画面表示が可能。入力端子はHDMI、アナログRGB(D-Sub 15ピン)、HDCP対応のDVI-D、ステレオミニの音声入力が各1系統。出力1W×2chのスピーカーも内蔵する。 消費電力は48W。外形寸法は510×170×401mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.3kg。スタンドのチルトは上側に15度、下側に5度調整できる。
■ DA-PFG222
液晶ディスプレイ用の抗菌保護フィルムで、表面は光沢仕上げ。サイズは21.5型向けだが、LCD-MF221Xシリーズ以外も21.6型のLCD-DTV222XBRでも使用できるとしている。 傷や指紋などから保護し、指紋などが付いた場合でも付属クロスなどで簡単にふき取れることも特徴。液晶からの光透過率は90%。紫外線は99%カットするとしている。 貼り付けはシリコンの自己粘着を利用する方式で、接着剤は不使用。気泡も入りにくく、貼り付け後に残った気泡も1週間程度でほとんどが抜けるという。 素材は粘着面がシリコンゴム、外側がPET。外形寸法は267×475.5×0.15mm(縦×横×厚さ)、重量は約48g。
( 2008年10月15日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|