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サイバーリンク株式会社は7日、BDオーサリングも可能なビデオ編集ソフト「PowerDirector 7」において、NVIDIAの「CUDA」テクノロジーに対応する無償アップデータを配布すると発表した。適用することで、レンダリング速度を最大4倍まで向上させることができるという。公開時期については「近日中だが、具体的なスケジュールは決まっていない。パッチのテストが終わり次第すぐに公開する」としている。 CUDAは、ビデオカードのGPUによるマルチコア並列処理を利用した技術。PowerDirector 7に適用し、CUDA対応ビデオカードと組み合わることで、プレビューやレンダリング速度が向上するという。高速化に対応するビデオエフェクトは、GaussianBlur、Kaleidoscope、RadialBlur、ColorEdge、LightRay、ReplaceColor、PenInk、ColorPainting、Abstractionism、Glowの10種類。 さらに、CPU使用率も低減。適用前に比べ60%程度まで抑えるというテスト結果を公表している。 配布されるアップデータは、パッケージ版/ダウンロード版の「PowerDirector 7」に適用可能。なお、アップデータ公開後は、ダウンロード版については適用済みのバージョンで販売される。パッケージ版はアップデート前のバージョンで販売し、ユーザーがアップデートを行なう必要がある。
□サイバーリンクのホームページ ( 2008年11月10日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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