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ハーマン、マークレビンソン初のSACDプレーヤーを発売
-ジッタを抑えるため、バッファメモリとDDS回路を搭載


No512

11月下旬発売

標準価格:220万5,000円


 ハーマンインターナショナル株式会社は、MARK LEVINSON初のSACD/CDプレーヤー「No512」を11月下旬より発売する。価格は220万5,000円。

 24bit DACを各チャンネルに2つ配置した設計のSACD/CDプレーヤー。108dBのS/N比とダイナミックレンジを実現した。DACはDSD信号の変換も可能で、不要な工程を省くことでSACDの高音質再生ができるとしている。

 またジッタを抑えるために、バッファ用メモリとDirect Digital Synthesis(DDS)回路を搭載。トランスポートで読み込みでデコードしたデータを一旦メモリに蓄積。DDS回路でリクロックして出力することで、トランスポートが持ち込むジッタを効果的に取り除くという。

 デジタル回路とアナログ回路それぞれに、専用のパワーサプライを各1基装備。分離することで、デジタル回路から発生するノイズがアナログ回路に干渉することを防ぐ。

背面

 出力端子はデジタル2系統(AES/EBU×1、同軸デジタル×1)、アナログ音声を2系統(XLR×1、RCA×1)装備。コントロール端子として、Ethernet端子やRS-232端子も備える。プリアンプを省き、直接パワーアンプと接続するコントロール機能も備える。

 最大出力は16V(バランス)、出力インピーダンスは10Ω。周波数特性は+0.0dB/-0.2dB(PCM/CD)、+0.0dB/-0.5dB(DSD/SACD)。歪率は92dB(PCM/CD)、99dB(DSD/SACD)。外形寸法は442×448×116mm(幅×奥行き×高さ)、重量は14.7kg。リモコンが付属する。

2008東京インターナショナルオーディオショウに出展された同機 DACを各チャンネルに2つ配置した デジタルとアナログで2基の分かれたパワーサプライを持つ

 


□ハーマンのホームページ
http://www.harman-japan.co.jp/
□製品情報
http://www.harman-japan.co.jp/product/marklev/no512.html
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【10月3日】【2008東京インターナショナルオーディオショウレポート 1】
-B&Wのスピーカー「CM」シリーズに新機種
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081003/ina1.htm

( 2008年11月12日 )

[AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]


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