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3月18日にBlu-ray/DVD/UMDビデオが株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)からリリースされる、「アイアンマン」。そのBD-BOX版に付属する、アイアンマンの限定フィギュアが編集部に降臨した。 「アイアンマン」は、マーベルコミックの同名アメコミヒーローを実写映画化した作品。主人公のトニー・スタークは、巨大軍事企業の社長にして、天才発明家でもあるスーパー・セレブ。だが、自社兵器のデモ実験に参加した折、テロ組織に拉致されてしまう。兵器の開発を強要されたトニーは、敵の目を盗み、戦闘用パワードスーツを開発。それを着用し、脱出に成功。自社兵器がテロ組織に悪用されていたことを知って愕然とした彼は、最先端の技術を駆使し圧倒的な破壊力を持つ新パワードスーツを開発。テロを撲滅するため“アイアンマン”となり、命がけの戦いを繰り広げる。
その設定から“最もセレブなメカアクションヒーロー”や“世界最強のCEO”などとも呼ばれるアイアンマン。独創的なストーリーと、迫力あるバトルが注目の作品だ。パッケージのラインナップは、BDビデオ版が2枚組の通常版(BRS-48132/4,980円)と、フィギュア付きのBD-BOX「アイアンマン コレクターズBlu-ray BOX(2枚組) 日本限定フィギュア付」(BP-479/12,800円)の2種類、DVD/UMDビデオ版が各1種類の、合計4種類が用意されている。
注目はBDビデオ版だが、中でもフィギュア同梱のBD-BOX版が気になるところ。3,000BOXの限定生産品であり、しかも日本限定で企画された商品。フィギュアも当然オリジナルで、レア度が高い一品だ。なお、SPEは2008年11月に発売した「スターシップ・トゥルーパーズ3 パワード・スーツBOX」(BP-466/10,500円)でも日本限定のフィギュアを用意しており、今後も日本独自の特典に注力していくという。また、こうした特典グッズ付バージョンが、DVDではなく、BDビデオのバリエーションとして用意されるのも、AVファンには嬉しいラインナップと言えるだろう。
フィギュアは全長約12cmの手のひらサイズ。しかし、手にすると適度な重さもあり、塗装済みであることも合わせて質感は高い。レッドとゴールドという、派手な色を組み合わせたキャラクターだが、劇中の描写と同様、光沢感があり、落ち着いた色調でまとめられているのも重厚感があって好印象だ。なお、写真はいずれも試作品のもので、デザインやカラーなどは変更になる可能性がある。
右足を前に、彼方の敵を見据えて静かに佇むようなポージングはバランスが良く、様々な角度から見ても破綻が無い。バックから見た時のシルエットも美しい。12,800円というBD-BOXの価格も含め、触っていると「金属パーツを使い、もっと大型にして、稼働するようにしても……」などという欲が出てくるが、ソフト棚に飾ったり、アンプやプレーヤーの側にオブジェとして飾るにはこのくらいのサイズが適当かもしれない。
■ 3強ヒーロー応援歌プロモーション
さらに、SPEでは3作品それぞれの日本限定版オリジナル応援歌を制作。「ハンコック」の発売日である1月28日に、ハンコック応援歌 「やりすぎだぜ! ハンコック」をPCと携帯電話用公式ホームページ、および一部着うたモバイルサイトにて無料公開した。PC用サイトではMP3ファイルとしてダウンロードすることもできる。
応援歌についてSPEは「日本の戦隊ヒーローをイメージした。アメリカンヒーローとの微妙なミスマッチが楽しめる」と説明。実際に聴いてみると、古き良き特撮や巨大ロボットアニメなどを彷彿とさせる懐かしくも熱いサウンドが聴ける。一瞬、アニメソングの帝王・アニキを彷彿とさせる、曲調にハマッた歌声に耳を奪われる。歌手は竹内浩明氏だ。
なお、今回公開された竹内氏版の「やりすぎだぜ! ハンコック」は“オリジナルバージョン”と位置付けられており、2月10日からは、謎の有名人が歌うスペシャルバージョンの無料ダウンロードがスタート。さらに、この有名人が誰かを当てる、クイズキャンペーンも実施するという。キャンペーンの詳細は後日公式ページで発表予定。 2月にはインクレディブル・ハルク応援歌 「いまこそ、ほえろ! ハルク」、3月にはアイアンマン応援歌「君の出番だ! アイアンマン」も配信予定。歌っている有名人に関するヒント映像も公式サイトにて、随時配信。3月中旬には有名人が誰かを明らかにするお披露目イベントも予定されている。
DVD/BD/UMDの発売を盛り上げるため、応援歌を作るというのは珍しいプロモーションだが、BD/DVD/UMDビデオには収録されておらず、CD化や有料ダウンロード配信なども予定されていないため、映画ソフトだけでなく、楽曲配信にも要注目だ。
□SPEのホームページ
(2009年1月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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