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'80年代に一世を風靡したアニメ「銀河旋風ブライガー」、「銀河烈風バクシンガー」、「銀河疾風サスライガー」。この3作品は、「ブライガー」主役4人のアウトローチームが自ら称した呼び名を取って、「J9シリーズ」3部作と呼ばれている。そのシリーズ3作品全てを収録したDVD-BOX「J9シリーズDVD-BOX」が、amazon.co.jp限定商品として3月25日に発売される。全121話を19枚のディスクに収録し、価格は6万円。 '81年からテレビ東京系で放映された「銀河旋風ブライガー」は、基本ロボットアニメだが、ロボットはあくまで脇役。個性を強調したキャラクターに洒落たセリフを散りばめ、登場人物が織り成す人間ドラマが特に女性ファンから熱い支持を得た。
「ブライガー」は、「J9」と名乗る4人組が、腐敗と悪がはびこる太陽系社会の政治機構や軍隊などの組織からはみ出し、「宇宙の始末屋」稼業をスタート。3段変形する巨大メカを駆って悪人どもを退治していくストーリー。第2作「銀河烈風バクシンガー」は、新撰組をモチーフとし、太陽系が「惑星海」と呼ばれる主権国家の群雄割拠となった時代に、生き急ぐ若者たちの青春群像が描かれる。戦闘ロボ「バクシンガー」は5台のコスモバイクが合体・変形。
第3作「銀河疾風サスライガー」は禁酒法時代のアメリカを意識した舞台設定に、ギャンブルと「80日間世界一周」の要素を入れ、莫大な金額とプライドを賭けて主役チームが太陽系を旅する。そのために搭乗する蒸気機関車型スペーストレイン「J9-Ⅲ号」が、ロボに変形する。 シリーズで同一の世界(時代は異なる)を舞台とし、ほぼ同様のキャラクター配置を踏襲(主要な声優陣は3作とも共通)。似通ったテイストを保ちながらも、それぞれに新機軸を盛り込んでいる。いずれの作品もキャラクターデザインは小松原一男(銀河鉄道999/風の谷のナウシカなど)。ナレーション「お呼びとあらば、即、参上!」の名調子とともに語られる「ブライガー」のオープニングムービーは、金田伊功の作画。 ディスク内容は2002年発売の各J9シリーズ「DVD完全BOX」及び単品発売のものと同じ。過去に発表されたの映像特典を全て収録している。小松原一男によるイラストBOXを使っているほか、新規制作のカラーブックレット(12ページ)も同梱する。
□タイトル情報ページ
□DVD発売一覧
【2009年2月11日】 ■ よしもとアール・アンド・シー 【2009年2月13日】 ■ ポニーキャニオン
■ リバプール
■ 松竹 【2009年3月25日】 ■ メディアファクトリー 【2009年5月20日】 ■ ウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメント
(2009年2月12日)
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