三菱電機、耐振設計の車載用20型液晶モニター

-1,366×768ドットパネル採用。省エネモード搭載


車載用20型モニター「COM-W2010」

3月1日発売

標準価格:オープンプライス



 三菱電機エンジニアリング株式会社は、耐振設計などを施した車載用の20型液晶モニター「アドムーブ COM-W2010」を3月1日に発売する。価格はオープンプライス。バスなどへの採用を想定し、生産台数は年間500セットを予定している。

 20型/1,366×768ドットパネルを搭載した液晶モニター。車載対応の独自耐振動設計を採用。車載規格の基準である振動加速度 3Gを達成したという。輝度は500cd/m2、コントラスト比は1,200:1、視野角は上下176度、左右176度。

 液晶表面はモニター破損時にガラスの飛び散りを防ぐ、3mm厚のノングレア処理ポリカ板を採用。外光などの映りこみを軽減し、視認性も向上したという。筐体のコーナー部やエッジ部は安全性を考慮して、丸みを付けた作りになっている。

 映像入力端子はコンポジットを装備。またスルーアウトのコンポジット出力も備える。電源はDC24V。入力映像信号が感知されないときは、液晶バックライトを自動的にオフにする「省エネモード」を搭載。入力のある通常時と比べて消費電力を約85%削減できるという。映像信号を感知すると、自動復帰する。

 ブライトネス/コントラスト/黒レベル/画像サイズ/ノイズリダクションなどの調整も可能。外形寸法は523.4×79×300mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8kg。


(2009年 2月 27日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]