M-AUDIO、デジタルアンプ搭載2ウェイアクティブスピーカー
-計180Wのバイアンプ仕様。デュアルウーファ搭載
アビッド・テクノロジー株式会社(M-AUDIO)は、バイアンプ駆動のアクティブモニタースピーカー「Studiophile DSM3」を2009年第2四半期に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1本128,100円前後の見込み。
スタジオなどでの使用を想定したモニタースピーカー。デュアルウーファを搭載する、2ウェイ3スピーカーのブックシェルフ型。ツイータは1インチ(約25.4mm)径で、テトロン製のソフトドーム型を採用。ウーファは6.5インチ(165.1mm)径で、酸化皮膜処理のアルミニウムコーンを2基搭載する。
デジタルアンプを内蔵。クラスDアンプによるバイアンプ型で、出力は高域が80W、低域が100W。
リア |
Digidesignと共同で開発したというDSP技術を搭載。DSPベースでのデジタルクロスオーバーネットワークを採用しており、ドライバ間で生じる位相ズレなどを補正することができる。
また、高域/低域のロールオフや、イコライジングの設定など、内蔵DSPのカスタマイズが可能。設置場所に合わせた最適な再生ができるとしている。クロスオーバー周波数は2.7kHz。再生周波数帯域は37Hz~27kHz。
最大24bit/192kHzまで対応するデジタル入力を搭載。同軸デジタル音声とAES/EBUを各1系統用意する。同軸デジタルはスルー出力も備える。アナログ音声はPHONEとXLRを各1系統装備。
エンクロージャはバスレフ型を採用。外形寸法は262×270.3×407mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.6kg。ACケーブルが付属する。
(2009年 4月 3日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]