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ソニーブースで「WH-1000XM6」設計者トークイベント、TOPPING新DACアンププロトタイプ展示

e☆イヤホンによるポータブルオーディオの展示試聴イベント「ポタフェス2025夏 秋葉原」が開幕。7月12日、13日の2日間開催で、入場無料。ここでは、

ソニーブースで「WH-1000XM6」開発者のトークイベント

設計者の4名が登壇

1階のソニーブースでは、最新のフラッグシップワイヤレスヘッドフォン「WH-1000XM6」の設計者が集まったトークショーが行なわれた。

音質設計者、ノイズキャンセリング設計者、360 Upmix for Cinema担当、装着性・本体設計担当の4名が登壇し、WH-1000XM6の開発秘話や、来場者からの質問にも対応していた。

ソニーブースには人だかりが……

MUSIN

DX9 Discrete

MUSINのブースでは、目を引く位置にTOPPINGのDACアンプのプロトタイプモデル「DX9 Discrete」が参考出展。16フェーズPSRM 1bit DACモジュールと6chのハイパフォーマンスNFCAヘッドフォンアンプを搭載し、デジタル部とアナログ部の電源をセパレートで配置しているという。価格は30万円程度を予定しているとのこと。

同じくTOPPINGブランドで注目を集めているのは、7月18日発売のヘッドフォンアンプ「DX5II」。市場想定価格は49,500円前後。ESS9039Q2Mをデュアル構成で採用。160×190×45mmのコンパクトな薄型ボディに、7600mW@16Ω/6400mW@32Ωのパワフルな出力を備えているのが特徴。

DX5II

入力にはUSB-DAC、BTレシーブ、光デジタル、同軸デジタルを備え、出力にはヘッドフォン(6.35mm/4.4mm/XLR 4pin)、ライン(XLR/RCA)を備え、一台で幅広いコネクションを実現している。

また、TOPPING Professinalのオーディオインターフェイス「E1x2 OTG」「E2x2 OTG」も展示されていた。

iBassoからは、DAP「DX340」用の交換AMPカードの第2弾「AMP17」に注目が集まっていた。差し替え式のため、外観は通常のDX340と何も変わらないが、中身は、高速給電のモバイルバッテリーに使われる窒化ガリウムを採用した半導体技術と、トランジスタによるハイブリッドアンプ構成を予定しており、そのプロトタイプとして試聴展示が行なわれていた。

AMP17を装着したDX340

ピクセル

VAMPIRE

ピクセルのブースでは、新たに取り扱いを開始したKOTORI AUDIOのイヤフォンが展示。すでに海外では発売されている「VAMPIRE」「ZEPHYR」に加え、プロトタイプの「H02」が試聴展示されていた。VAMPIREは1.6万円から1.7万円程度、ZEPHYRは2.5万円程度で、ともに8月頃の発売を見込んでいる。

VAMPIREはフルレンジBAドライバー×1基構成で、小ぶりな筐体が特徴。ふくよかで素直なサウンドとしている。

ZEPHYRは、1BA+1DDのハイブリッド構成で、ダイナミックドライバーには、筐体内部の圧力バランスを調整する音響システム独自技術Pressure-Balanced Acoustic System(PBAS)を採用しているのが特徴。実際に搭載されている極細の管もブースで展示している。

ZEPHYR
真ん中の細長いパーツがPBASの効果を発揮する
プロトタイプ「H02」

Acoustuneからは、HSX1001 Jin -迅-の交換モジュールで、洋白チャンバーを採用した「C:03」と有線モジュール「M:02」が展示。当初「C:02」と同じケーブルが付属予定となっていたが、より上位グレードのケーブルにアップデートすることが決まり、今回はその新ケーブルで試聴展示。なおこの変更により、発売時期は8月頃に変更。価格も少し上がり、6万円程度を見込んでいるという。

また、MONITORシリーズの新イヤフォン「RS FIVE」は量産版での試聴展示となっている。

RS FIVE

AVIOT

HYDEコラボモデル「WA-J1-666」

AVIOTのブースでは、Jシリーズのワイヤレスヘッドフォン「WA-J1」と完全ワイヤレスイヤフォン「TE-J2」が展示。タイアップアーティストとなっているHYDEとのコラボモデルのサンプルも展示している。

WA-J1は、ピエゾドライバー1基、平面磁気駆動型ドライバー1基、ダイナミックドライバー1基の3種3基からなる「トライブリッド3ドライバー」システムを搭載しているのが特徴。カラーはブラックとホワイトの2色。ブラックは7月下旬、ホワイトは8月上旬頃発売予定で、直販価格は39,600円。

ホワイト
ブラック

コラボモデルの「WA-J1-666」は、通常のブラックカラーよりも全体がほぼブラック1色で統一され、レッドのワンポイントが映えるデザインとなっている。ブースでの展示はデザインイメージのモックアップとなっていた。10月下旬以降発送で、直販価格は46,260円。

WA-J1-666

TE-J2は、11mmのピエゾドライバーと、10mmのダイナミックドライバーを組み合わせた「ハイプレシジョン2wayドライバー」を搭載。こちらもカラーはブラックとホワイトの2色。8月上旬頃発売で直販価格は33,000円。

TE-J2

コラボモデル「TE-J2-666」は、ヘッドフォンと同じく、ブラックベースにレッドが映える配色。10月以降順次発送で、直販価格は39,660円。

HYDEコラボモデル「TE-J2-666」