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360度VR動画のスティッチソフト。GoPro傘下のKolor「Autopano Video Pro 2」
2016年7月11日 15:13
フラッシュバックジャパンは、GoPro傘下のKolorによる360度パノラマ動画制作用のスティッチソフト「Autopano Video Pro 2」の取り扱いを開始した。価格は84,020円(税込)。
このほかにも、静止画スティッチ/編集ソフト「Autopano Giga 4」を28,080円(税込)で、360度ビュー作成の「Panotour Pro」を 55,940円(税込)で発売する。いずれもダウンロード販売。対応OSはWindows 7/8/8.1/10とMac OS X 10.9.5以降(64bit版のみ)。Autopano Giga 4/Panotour ProはUbuntu 14.04(64bit版のみ)もサポートする。
Autopano Video Pro 2/Autopano Giga 4
Autopano Video Pro 2 は、複数台のカメラを使って撮影した映像をスティッチ(つなぎ合わせ)して360度動画の制作を可能にするスタンドアロンソフト。
Kodak「PIXPRO SP360」を背中合わせに2台使った全方位撮影した映像や、パノラマリグを使って複数のGoProによる全方位撮影映像をつなげて、パノラマ動画を制作可能。撮影した映像をAutopano Video Pro 2にインポート、同期し、それぞれの映像でオーバーラップする部分を検知してスティッチする。
つなげた動画の調整をする場合は、Autopano Video Pro 2からAutopano Giga 4を起動し(別途Autopano Giga 4のライセンスが必要)、オーバーラップ部分の調整を行なう。スティッチ時のオーバーラップ調整やマスク機能、カラーアンカーの編集、レベル、融合、ブレンド、スティッチなどが、Autopano Giga 4で調整できる。
マルチロウパン雲台を使って、ノーダルポイント(焦点の中心)を合わせた複数の画像をインポートして、各イメージのオーバーラップする部分をつなぎ合せることで一枚のパノラマ画像を生成。自動合成で高精度にスティッチできるほか、微調整が必要な場合はCtrlポイントエディタを使って、オーバーラップポイントを選択してイメージ間のつながりを調整できるという。
Panotour Pro
Autopano VideoやAutopanoで制作した360度動画や静止画から、HTMLやFlashなどを生成するソフト。プログラミングの知識がなくても、Webの基本的な知識があれば簡単に360度ビューを作成し公開できるという点が特徴。
Panotour Proの設定のプラグインから、アニメーションの追加や、ソーシャルメディアボタンの埋め込み、ジャイロスコープ追加、ロゴ表示、Google MapsやOpenStreetMap、Bing Mapsのロケーション追加のほか、プレイリストを作成して複数のコンテンツを表示する際にトランジションを加えることなどもできる。