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両耳無線の心拍計搭載イヤフォン「Gear IconX」付属。五輪限定Galaxy S7 edge

 サムスン電子は、スマートフォンのリオオリンピック限定パッケージ「Galaxy S7 edge Olympic Games Edition」を7月19日に2,016台限定で発売。auオンラインショップにおいて14日正午より予約を開始する。パッケージには、左右完全ワイヤレスのBluetoothイヤフォン「Gear IconX」も同梱する。一括購入時の価格は122,040円(税込)。「毎月割」適用後は、auスマートパス加入者が72,360円(税込)、未加入者は80,136円(同)。

Galaxy S7 edge Olympic Games Edition。左が付属イヤフォンのGear IconX

 また、オリンピックモデルとは別に、周辺機器のGearブランド新製品として、360度全天周カメラ「Galaxy Gear 360」を発表。7月15日より量販店やECサイトなどで販売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円台後半。この製品の詳細は、別記事で掲載している

360度全天球カメラ「Gear 360」

Galaxy S7 edge Olympic Games Edition

 既発売の「Galaxy S7 edge」をベースに、オリンピックのカラーなどをデザインに導入したAndroid 6.0スマートフォン。5.5型の有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載し、ディスプレイ両端がカーブしたデュアルエッジスクリーンを備える。3,600mAhの大容量バッテリを内蔵する。

Galaxy S7 edge Olympic Games EditionとBluetoothイヤフォン「Gear IconX」

 オリンピックモデルは、本体デザインに、五輪の5色を含む配色パターンを採用。ホームとロック画面に加え、メッセージやダイヤルなどにも配色するオリンピックのスペシャルUXテーマも利用可能。1~2,016までのシリアル番号が背面に印字される。

オリンピックのカラーを採用
パッケージ

 カメラはF1.7の明るいレンズに、大型ピクセルのセンサーを採用。薄暗い場所でも明るく撮影できるとする。防水・防塵仕様。

Galaxy S7 edge Olympic Games Edition

 日本限定で、完全ワイヤレスイヤフォンの「Gear IconX」を同梱。ポーチスタイルのパッケージとともに封入される。イヤフォン本体は防滴仕様で、重量は6.3g。イヤフォン単品での国内販売は未定だが、海外では199ドルで発売される。

Gear IconX

 ハウジング部にHRMセンサーを備え、心拍数の計測が可能。ランニング結果や消費カロリーなどのフィットネス情報をトラッキングして記録できる。ランニングしながら、心拍数を音声で確認することも可能。音楽再生中に心拍数を確認したい場合は、自動で音楽が止まって音声案内される。

 Gear IconXの対応スマートフォンはAndroid 4.4以上で、RAM 1.5GB以上。スマホの音楽再生だけでなく、4GBのストレージメモリを内蔵し、最大1,000曲を記録してイヤフォンのみで音楽再生可能。対応オーディオフォーマットはMP3/AAC(M4A)/WAV/WMA 9。ハウジングにタッチして再生や一時停止、通話、ボリューム、メニュー読み上げなどの操作ができる。

 内蔵バッテリ容量は315mAh。連続音楽再生時間は、スマホと接続せずスタンドアロンのプレーヤーとして使う場合は約3.6時間、スマホとのBluetooth接続時は約1.6時間。ケースにもバッテリを内蔵し、イヤフォンを収納すると充電できる。

両耳完全ワイヤレスとなっている
装着例
心拍数を計測できる
アプリで音質などの調整が可能
エクササイズ時の音声ガイドも
タッチで操作
イヤフォンケースでも充電可能

360度カメラ「Gear 360」

 「Gear 360」は、2つの魚眼レンズと1,500万画素のセンサーを搭載し、3,840×1,920ドット/30fpsでの360度動画や、3,000万画素の360度写真撮影が可能。F2.0レンズを備え、低照度下においても、パノラマ映像撮影が行なえるという。SamsungのスマートフォンGalaxy S7、S7 Edge、S6 edge+、Galaxy Note 5、Galaxy S6 edgeなどと連携可能。Wi-FiとBluetoothを内蔵する。

360度全天球カメラ「Gear 360」

 目玉のような本体の前後にレンズなどを備え、付属のスタンドで机などに置いて360度撮影可能。スタンドを畳むとハンドルにもなり、手持ち撮影も行なえる。本体はIP3防滴とIP5X防塵仕様。

 HEVC/H.265でエンコード。記録メディアはmicroSDカードで最大200GBまで対応する。Samsungスマートフォンと同期し、録画時の映像をリアルタイムでプレビューできる。録画したVR映像をアップロードやシェアにも対応。Gear VRによる視聴にも対応する。

 天面には0.5型有機ELディスプレイを装備。1,350mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵する。本体の外形寸法は約60.1×66.7×56.3mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリを含む重量は約152g。

浜口親子がオリンピックとGalaxyを応援。「ワイヤレスイヤフォンをトレーニングに」

 発表会には、レスリングの浜口京子さんとアニマル浜口さんの親子がゲストとして来場し、アニマル浜口さんの熱いエールがGalaxyと五輪出場選手らに送られた。なお、今回発表されたオリンピックモデルは、日本選手を含む1万2,500名の出場全選手に提供される。

浜口親子がオリンピック選手とGalaxyを応援

 今回はレポーターとして出場選手を応援する立場となった浜口京子さんにも、Galaxy S7 edge Olympic Games Editionがプレゼント。Galaxy S7 edgeのカメラについて京子さんは「スピードのあるタックルもしっかり撮れている」と評価。付属イヤフォンのGear IconXについては、「音質もとてもよくて、コードが無いから身軽に使える。トレーニングにも使いたい」とした。

Galaxy S7 edgeで撮影した「お見合い写真」も、アニマル浜口さんのサイン付きで京子さんにプレゼントされた