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AUDIO-OPUS、“ほぼ名刺サイズ”でDSDネイティブ再生可能なポータブルアンプ

 韓国The BITは、オーディオブランドAUDIO-OPUSの製品として、5.6MHzまでのDSDネイティブ再生も可能なスリムポータブルアンプ「OPUS#11」を7月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29,800円(税込)。販売はエムエムシー企画が行なう。

スマホと接続した使用イメージ

 AUDIO-OPUSブランドの日本販売商品の第2弾。7.9mmと薄型なのが特徴で、スマートフォンと共にスタイリッシュに持ち歩けるという。外形寸法は103×56×7.9mm(縦×横×厚さ)で「ほぼ名刺程度」としている。重量は83g。筐体はアルミ製。出力はステレオミニのイヤフォンジャックを1系統用意する。

 DACとしてESSの「ES9018K2M」を搭載。スマートフォンとOTGのUSBケーブルで接続し、PCMで384kHz/32bitまでの再生が可能。DSDは5.6MHzまでのネイティブ再生をサポートする。DSD再生はDoPに対応。352.8kHz/24bitのDXDも再生できる。iOS機器の場合はLightningカメラアダプタを介して接続する。

 スマートフォンの対応OSはAndroid 4.4以降、iOS 7以降。PCとの接続も可能で、Windows XP/Vista/7/8.1/10、Mac OS 10.6.4以降に対応。なお、OPUS#11はボリューム調整機能を備えていないため、調整はスマホ側で行なう形になる。

iPhoneとのサイズ比較

 なお、AUDIO-OPUSの日本販売第1弾として販売しているハイレゾプレーヤー「OPUS#1」も、PCとUSB接続し、USB DACとして使えるようにするファームウェアを8月頃に提供する予定だという。

 OPUS#11の出力レベルは2.1Vrms(無負荷時)で、出力インピーダンスは1.2Ω。CPUにはXS1-U8A-64(XMOS)を採用。1,400mAhのバッテリを搭載。再生時間は約8.5時間。

 7月16日、17日にベルサール秋葉原で開催されるイベント「ポタフェス東京」にも出展する。ブースはB1-22のaudio-opus。