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7月1日開幕「ツール・ド・フランス」、J SPORTSが完全生中継や7映像配信などサービス強化

 サイクルロードレースを代表する大会「ツール・ド・フランス2017」が日本時間の7月1日に開幕する。ジェイ・スポーツ(J SPORTS)では、テレビ向けの放送に加え、「J SPORTSオンデマンド」でのネット配信でも全21ステージの完全生中継を実施。24時間無料で利用できるお試し用クーポンコードも配布している。さらに、公式サイトで各種選手の走行位置などをリアルタイムで掲載するなど、大会を楽しむためのサービスを強化する。

完全生中継を紹介する「残業するより、ツールでしょ。」

放送開始時間が例年より早く

 今年で第104回となるツール・ド・フランス。J SPORTSでは放送に加え、ネット配信のJ SPORTSオンデマンドでも中継を実施。さらに、開幕の第1ステージ、第2ステージはJ:COM、イッツコムおよび一部のケーブルテレビ局、BSのスカパーで無料放送を実施。J SPORTSオンデマンドでも上記同ステージを会員向けに無料配信する。

 サイクルロードレースはレースの時間が長い事から、J SPORTSでは従来、スタートからある程度時間が経過した段階で中継を開始していた。しかし、今年のツールでは、スタートからフィニッシュまで完全生中継する予定。昨年の放送時間から約30時間放送枠が拡大する。放送開始時間が例年より早くなるため、「残業するより、ツールでしょ。」というキャッチフレーズで、ツール・ド・フランスを見るために、早めに帰宅する生活を提案している。

J SPORTSオンデマンドでは7つの映像を配信

 ネット配信のJ SPORTSオンデマンドでは、PCやスマートフォン、タブレット向けに、完全生中継を実施する。PC版では、視聴者が好みに合わせて映像をカスタマイズできる「マルチカメラ」サービスを実施する。

「マルチカメラ」のイメージ

 ロードレースは多数の選手が長距離を走るため、選手の集団が複数できたり、そこから数人の選手が先行する場合がある。それらを撮影するため、何台かのバイクカメラが走行する。PC版では、本放送の映像に加え、バイクカメラ×5台、さらにゴール前カメラを加え、合計7つの映像をユーザーが選んで視聴できる。同時に2画面、最大4画面の視聴も可能。この機能はスマホやタブレットでは利用できない。

 また、GoogleのChromecastやApple TVに対応しているため、オンデマンドの映像をテレビに表示する事も可能。

ChromecastやApple TVを使い、オンデマンドの映像をテレビに表示

 さらに、24時間無料で利用できるお試し用の「24時間無料コード」も配布している。使用期限は6月19日(月)~7月10日(月)まで。コードや利用方法などは専用ページを参照の事。

Webページで選手の走行位置などをチェック

 J SPORTSツール・ド・フランス特集サイトには、ツールにまつわるニュースや歴代の選手にフォーカスしたコラムなどを用意。

 さらに、7月1日(土)~23(日)のレース期間中は、ライブで選手情報がチェックできる「Race Center」を展開。各選手の走行位置、タイム差、ゴールまでの距離、走行速度などをリアルタイムで提供する。

各選手の走行位置、タイム差、ゴールまでの距離、走行速度などをリアルタイムで提供

 コースのルートマップも用意。スタート地点、ルート、山岳・フィニッシュ地点などの見どころがチェックできる。

コースのルートマップも用意

プレゼントも実施

 中継内では、毎日のステージごとにヘルメットやジャージなど、サイクリスト向けのアイテムがプレゼントされる。「今日の1位は誰?」など、当日のレースに関するクイズが出題され、放送中に締め切り時刻を設定。その時刻までにJ SPORTSのWebサイトで応募を受け付ける。

 さらに今年は開局20周年記念として、「見てれば当たるクイズ!(仮)」も展開。毎日異なる設定された時間に映し出される映像をJ SPORTSの中継を見て回答するもので、「中継を見ていれば誰でも絶対に当たるクイズ」だという。