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iFi、DAC内蔵ポータブルヘッドフォン「nano iDSD Black Label」は11月3日発売

 トップウイングサイバーサウンドグループは、iFi audioのDAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「nano iDSD Black Label(BL)」を11月3日に発売する。価格は27,000円。

iFi、DAC内蔵ポータブルヘッドフォン「nano iDSD Black Label」は11月3日発売 nano iDSD Black Label(BL)
nano iDSD Black Label(BL)

 nano iDSDの後継モデルであり、micro iDSD BLの下位モデルとなる。micro iDSD BLと同様のマットブラック仕上げで、細部にバーントオレンジを配している。

 進化点は、nanoシリーズでは初めて、USB端子をUSB Aに変更。OTGのUSBケーブルを直接接続できるようになった。さらに、RCAの出力端子が、3.5mmステレオミニのラインアウトに変更された。

 筐体はフロントとリアのまわりにあった出っ張りを無くした新しいデザインで、携帯性も高めている。

 ヘッドフォン出力を強化し、285mW×2ch(32Ω)を実現。「600Ωのヘッドフォンも難なくドライブできる」という。

 ヘッドフォン端子には、独自の技術「Qバランス」を採用。出力端子はステレオミニ×2(ダイレクト出力と、ノイズを抑えるiEMatch搭載出力)を用意しているが、4極の3.5mm接続により、バランス接続が可能で、「負荷によってヘッドフォンのチャンネル・セパレーションが変化しない」という。3極端子も利用可能。

iFi、DAC内蔵ポータブルヘッドフォン「nano iDSD Black Label」は11月3日発売 出力端子はステレオミニ×2(ダイレクト出力とiEMatch搭載出力)
出力端子はステレオミニ×2(ダイレクト出力とiEMatch搭載出力)
iFi、DAC内蔵ポータブルヘッドフォン「nano iDSD Black Label」は11月3日発売 背面。USB端子をUSB Aに変更した
背面。USB端子をUSB Aに変更した

 USB DACとして、DSDは11.2MHz、PCMは384kHzまでサポート。MQAの再生にも対応している。

 低ジッタのクリスタル・クロックを備え、44.1kHzと48kHzをベースにオーディオ用に独立させている。ノイズを抑えるiFiのiPurifierも内蔵した。

 リチウムポリマーバッテリを搭載し、10時間の再生が可能。外形寸法は64×96×25.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は139g。