アニソン専門チャンネル「アニソン HOLIC」がi-dioで開局。AI(?)が選曲

　VHF-Low帯を利用した放送サービス「i-dio」(アイディオ)において、新チャンネル「アニソン HOLIC」(アニホリ)が11月6日に開局した。地上波放送初という、アニメソングに選曲を限定したチャンネルとなる。i-dio専用受信機のほか、スマートフォンアプリを使って無料で聴ける。放送時間は7時～28時(翌朝4時)。受信機で視聴できる放送エリアは、i-dio全放送ブロック(関東・甲信越、東海・北陸、近畿、九州・沖縄)。放送エリアの詳細はi-dioのWebサイトで案内している。

「アニコロ!」メインMCの天津向(左)とMachico(右)

　アニソン HOLICのメインとなる投票型企画「アニコロ!」では、日曜日の特集内容をリスナーからの「かけろ!」の投票で決定。朝から晩まで、勝利側の企画でぶち抜き編成を行なうプログラムとなっている。第1回の投票テーマは「ガンダムvsマクロス」。リスナーと共に「今聴きたい究極のアニソンチャンネル」を作り上げていくという。「アニコロ!」のメインMCは、芸人の天津向と声優のMachico。

　平日は時間帯ごとに、「よふかし。セレクション」「おはよう。セレクション」、「アニホリ♪セレクション なつかしめ。」、「アニホリ♪セレクション あたらしめ。」などの選曲ゾーンを用意。選曲をナビゲートするのは、このチャンネルのために生まれたという謎の人工知能「アニホリちゃん」(CV. 高野麻里佳)。アニホリちゃんの謎の生い立ちは、チャンネル特設サイトで4コママンガで随時公開される。

アニコロちゃん(右)と、声を担当する高野麻里佳(左)

アニホリちゃんの謎に迫る4コママンガ

　「i-dio」は、地上アナログテレビ放送終了後のVHF-Low帯を利用した新たな放送サービスとして'16年からスタート。アニソン HOLICの他に、車向けの放送の「Amanekチャンネル」や、“地上波デジタル放送最高の音質”というAAC 320kbpsの高音質チャンネル「TS ONE」なども放送している。