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ネット時代先取り、'93年の「電光超人グリッドマン」BD化。TRIGGERがアニメ化
2017年12月4日 11:55
1993年から放送され、インターネット時代を先取りした世界観や、特撮・特殊効果にビデオ合成、CGなどを組み合わせた映像表現も話題となった「電光超人グリッドマン」が、12月20日にBlu-ray BOX化される。価格は32,900円で、品番はPCXP.60072。発売元はポニーキャニオン TBS、販売元はポニーキャニオン。この作品は、2018年秋にTRIGGERによって、「SSSS.GRIDMAN」として新作テレビアニメ化される事も決まっている。
電光超人グリッドマン Blu-ray BOX
ディスクは7枚組で、全39話を収録。収録時間は946分の予定。映像は4:3の1080i。音声はリニアPCM。
なお、ポニーキャニオンの直販サイト「きゃにめ」でBOXの予約・購入をすると、先着で2018年1月8日に開催されるイベントに招待される。
廃品を使って自分のパソコン“ジャンク”の立ち上げを試みる翔 直人、井上ゆか、馬場一平の仲良し3人組と、同級生で友人がいない孤独な秀才・藤堂武史。
ある日、彼らが住む街・桜が丘の電話回線に、異次元宇宙から脱走してきた奇怪な力を持つ魔王カーンデジファーが侵入。武史の歪んだ性格に目をつけたカーンデジファーは、武史のパソコン内に居座り、武史を操ってコンピューター・ワールドを支配する事で現実世界を征服する作戦を始動させた。
そんな中、直人たちのジャンクに、カーンデジファーを追って異次元からやって来た実体を持たないエネルギー状の生命体・ハイパーエージェントが出現する。ハイパーエージェントは一平がCGで作ったヒーロー・グリッドマンの姿と名前をもらい、直人と合体。コンピューター世界でカーンデジファーの放つ怪獣達との戦いに挑む。
TRIGGERが新作テレビアニメ化
これをベースとし、アニメーション監督の雨宮哲氏が2015年に「日本アニメーター見本市」において、「電光超人グリッドマン boys invent great hero」を手がけた。この作品は、2018年1月24日に発売されるアニメ「竜の歯医者」のBlu-rayに収録予定。
また、この作品が2018年秋の新作TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」へと繋がり、監督を雨宮氏が、脚本に「神撃のバハムート GENESIS」や「ウルトラマンネクサス」の長谷川圭一氏、グリッドマンデザインはウルトラマンゼロ以降のウルトラマンを手がけている円谷プロの後藤正行氏が担当。アニメーション制作はTRIGGER。
なお、12月1日~3日にかけて幕張メッセで開催された「東京コミコン2017」では、「電光超人グリッドマン」のスペシャルステージも開催。雨宮監督らが登壇し、新作アニメを円谷プロとタッグを組んで手掛けている事、特撮版でグリッドマンを演じていた緑川光氏が、アニメの「SSSS.GRIDMAN」にも出演する事などが発表された。
電光超人 グリッドマン Blu-ray BOX |
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