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「美女と野獣」など大作リリースの10月ビデオ売上は前年比105.7%。JVA発表

 日本映像ソフト協会(JVA)は5日、2017年10月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は前年同月比105.7%の138億4,400万円。売上本数は同101.6%の540万7,000枚。BD(UHD BD含む)とDVDの売上金額の割合は50.1:49.9。

 2017年10月のBDビデオ全体の売上金額は、前年同月比129.2%の69億3,000万円で、数量は同143.4%の170万6,000枚(いずれもUHD BD売上を含む)。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は50.1%で、数量の構成比は31.6%。内訳は、販売用の売上額が前年同月比131.7%の65億9,100万円。数量は同143%の148万5,000枚。レンタル店用は売上額が同118.6%の3億1,300万円、数量が同136.4%の21万8,000枚。

 DVDビデオ全体の売上額は前年同月比89.4%の69億1,400万円。数量は同89.6%の370万枚。内訳を見ると、販売用DVDは前年同月比92%の37億3,100万円。数量は同79.5%の114万8,000枚。レンタル店用は売上額が同88.1%の30億7,100万円、数量は同90.9%の234万3,000枚。

 販売用BD/DVDの合計売上は、「美女と野獣」や「ワイルド・スピード ICE BREAK」、「LOGAN/ローガン」、「メッセージ」など洋画のビッグタイトル発売を受け、前年同月比113.9%の103億2,200万円となった。BDとDVDの売上金額の比率は64:36。レンタル用の合計売上は同90.3%の33億8,400万円となった。

 雑誌・コミックなどに付く「特殊ルート」ビデオソフトの売上は、BDが900万円で、数量は1,000枚。DVDが6,400万円で、数量は17万3,000枚。

 2017年10月の新作BDビデオは、販売用が前年同月比119.5%の276タイトル、レンタルは同111.1%の20タイトル。新作DVDは販売用が同104.8%の328タイトル、レンタルは同121.3%の546タイトル。