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11月の販売用BDはパイレーツ/最後の海賊など発売で前年比108%。JVA発表

 日本映像ソフト協会(JVA)は10日、2017年11月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は前年同月比93.1%の153億9,800万円。売上本数は同91.5%の565万2,000枚。BD(UHD BD含む)とDVDの売上金額の割合は51.5:48.5。

 2017年11月のBDビデオ全体の売上金額は、前年同月比107.2%の79億2,500万円で、数量は同122.3%の198万1,000枚(いずれもUHD BD売上を含む)。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は51.5%で、数量の構成比は35%。内訳は、販売用の売上額が前年同月比108.1%の74億6,800万円。数量は同121.2%の165万9,000枚。レンタル店用は売上額が同80.3%の3億6,300万円、数量が同117.2%の28万9,000枚。

 DVDビデオ全体の売上額は前年同月比81.7%の74億7,300万円。数量は同80.6%の367万1,000枚。内訳を見ると、販売用は前年同月比76.7%の40億5,600万円。数量は同77.8%の124万7,000枚。レンタル店用は売上額が同89.2%の33億6,300万円、数量は同84.2%の235万1,000枚。

 11月は「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」や「怪盗グルーのミニオン大脱走』(12月6日発売だが11月計上)などのビッグタイトルが発売され、販売用BDが売上を伸ばしたが、販売用DVDの落ち込みにより、合計売上は前年同月比94.5%の115億2,400万円と前年割れ。BDとDVDの売上金額の比率は65:35。レンタル店用の合計売上は同88.3%の37億2,600万円。

 雑誌・コミックなどに付く「特殊ルート」ビデオソフトの売上は、BDが8,900万円で、数量は32,000枚。DVDが800万円で、数量は3万3,000枚。

 2017年11月の新作BDビデオは、販売用が前年同月比94.3%の296タイトル、レンタルは同76.9%の30タイトル。新作DVDは販売用が同73%の368タイトル、レンタルは同92.8%の451タイトル。