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23.8型フルHD超で4万円を切る「GigaCrysta」ゲーム向けディスプレイ

 アイ・オー・データ機器は、ゲーミングディスプレイ「GigaCrysta」シリーズの23.8型「LCD-GCQ241XDB」を2月末に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は39,800円前後。

 23.8型で解像度はフルHDの約1.8倍となる2,560×1,440ドットのゲーム向け液晶ディスプレイ。視野角が上下/左右各178度のADSパネルを搭載。フレームが7mmでパネルと段差のないフレームレスパネルを採用する。表面はノングレア(非光沢)。輝度は300cd/m2、コントラスト比は1,000:1。

 10段階の超解像機能や、応答速度約5ms(GtoG)となるオーバードライブ機能を備え、これらを有効にした状態でも内部遅延時間が約0.04フレーム(約0.7ミリ秒)となるスルーモードを採用。動きの速いゲームでも、操作と表示のズレが少ないという。現在の設定の遅延時間を画面に表示して確認することも可能。オーバードライブ機能オフ時の応答速度は14ms。

 ゲームで暗いシーンに隠れた敵も鮮明に映し出せる「Night Clear Vision」も備え、好みに合わせて2段階で調整できる。ガンマ設定は2.0と2.2から選択可能。2.0に設定することで中間階調を明るくできる。前述のNight Clear Visionは暗い部分だけを明るくするが、ガンマ設定では全体を明るくする。エンハンストカラーと組み合わせて調整することで、好みの映像に設定可能となる。

 そのほか、映像が暗いときにバックライトの輝度レベルを下げ、映像が明るいときにはバックライトの輝度レベルを上げる自動制御のCREXも搭載。場面の変化に応じて、映像の明るさをゆっくり自然にコントロールするため、映画視聴時などに利用できる。

 コンテンツに適したプリセットの画質設定として、Game、FPS、RPG、Web、Standardの各モードを用意。好みに応じて、各モードに設定されている画質の調整もできる。バックライトのちらつきがないフリッカーレス設計を採用するほか、ブルーライト低減機能のブルーリダクションも備える。

 入力はDisplayPort×1、HDMI×3。2W×2chのスピーカーと、ステレオミニのヘッドフォン出力を備える。スタンドは110mmの高さ調整や、上20度/下3度のチルト、左右130度のスイーベルに対応。右90度のピボットもできる。スタンドを含む外形寸法と重量は541×231×426~536mm(幅×奥行き×高さ)、6.3kg。消費電力は最大39W、通常使用時(オンモード)19.8W、待機時0.5W。リモコンが付属する。

背面
リモコンが付属する