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パイオニア創業80周年記念のROSE GOLDのTADブックシェルフスピーカー
2018年3月26日 13:51
パイオニアは、テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ(TAD)の小型ブックシェルフ型スピーカーシステム「Micro Evolution One」の80周年記念モデル「80th ANNIVERSARY TAD SPEAKER SET」を国内外で5月上旬より発売する。スタンドをセットにしており、価格は130万円(ペア)。
TAD “Micro Evolution One”80周年記念モデルは、スピーカー「TAD-ME1-80」と、スピーカースタンド「TAD-ST3-80」をセットにしたパイオニア創業80周年モデル。
TADの小型ブックシェルフ型スピーカー「Micro Evolution One(TAD-ME1)」をベースに、80周年記念モデルのイメージカラー「ROSE GOLD」をTADのブランドプレートやスピーカートリムリングに配色しているほか、スピーカー背面の銘板に「80th Anniversary Model」の文字を印している。また、エンクロージャーのピアノブラック塗装は、職人が 1台ずつ時間をかけて丁寧に仕上げているという。
外装以外の主な仕様はTAD-ME1と共通で、ユニット構成は、2.5cm径のツイータと、9cmの中高域用同軸ユニット「CSTドライバー」、16cm径ウーファの3ウェイとなる。エンクロージャはバスレフ。
CSTドライバは、ツイータとミッドレンジの音源位置を揃え、ミッドレンジの振動板をツイータのウェーブガイドの一部として動作させるように設計。優れた音像定位と自然な音場を実現する。CST全体で420Hz~60kHzを担当し、ツイータには、独自の蒸着法で加工したベリリウム振動板を採用。ミッドレンジの振動板はマグネシウム。
ウーファは、アラミドの織物と異素材の不織布で作ったものを貼りあわせたMACC振動板を採用。リニアリティに優れた低音を実現する。クロスオーバーは420Hzと2.5kHzに設定されている。スピーカー全体の再生周波数帯域は36Hz~60kHz。出力音圧レベルは85dB。最大入力は150W。インピーダンスは4Ω。
バスレフポートのBi-Directional ADSシステムは、エンクロージャの両サイドに穴を空け、その上にパネルを配置。エンクロージャとパネルの間には隙間があり、それがスリット形状のバスレフポートとして機能する。外形寸法は251×402×411mm(幅×奥行き×高さ)。重量は20kg。
スピーカースタンド「TAD-ST3-80」の外形寸法は376×460.2×652mm(幅×奥行き×高さ)、重量は16kg。スパイク(大)×6、スパイク(小)×6、スパイク受け×6、スパイク(高さ調整用)×4、ネジ(ベース⇔支柱固定用 M6)×8、ネジ(天板⇔支柱固定用 M6)×8、ネジ(スピーカー固定用 M6)×4などが付属する。