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全国39局のFM番組をスマホからエリアフリー/無料で聴ける「WIZ RADIO」。楽曲購入も

 エフエム東京(TOKYO FM)とジャパンエフエムネットワーク、ジグノシステムジャパンは、全国のFMラジオ39局の番組がスマートフォンを使ってエリアフリーで無料聴取でき、オンエアされた楽曲の購入も行なえる新たなラジオプラットフォーム「WIZ RADIO(ウィズ レディオ)」を4月より開始する。Androidアプリを4月3日、iPhoneアプリを4月中旬にリリースし、対応OSはAndroid 4.4以降とiOS 10以降。

「WIZ RADIO」アプリ画面

 全国39の参加局の番組をサイマル配信し、エリアフリー・無料で聴取可能。今後はWIZ RADIOアプリ上でリクエストやメッセージが送れるなど、リアルタイムで番組とリスナーが直接つながるコミュニケーション機能の拡充を進める予定。

WIZ RADIO
左が選局画面、右は聴取中の画面

 レコチョクとのデータベース連携により、オンエア楽曲の試聴から購入までシームレスに行なえるのも特徴。オンエアされた楽曲情報と、レコチョク試聴音源をリンクし、全国のFM局で選曲された音楽をリスナーが「WIZ RADIO」上で試聴できる。さらに、楽曲ごとにレコチョクの購入ページへダイレクトリンクを行ない、気になった楽曲の試聴からレコチョク購入までの導線をワンストップで提供。「ラジオ番組を通じて新たな音楽と出会える機会を拡大する」という。

 ライブ番組だけでなく、音声コンテンツをオンデマンドで聴くことも可能。カテゴリから検索し、お気に入りの番組を見つけやすい設計にしたという。β版開始以降、独自コンテンツも含めてラインナップを順次拡大していく。

オンエア楽曲をレコチョクで購入できる(左)。オンデマンドコンテンツ(右)も拡充

 WIZ RADIOは、NTTドコモの「スゴ得コンテンツ」(月額380円)版と、ソフトバンクの「App Pass」(月額370円)版も提供。全国FM局の放送に加え、特別なコンテンツを楽しめるという。

 ドコモの「WIZ RADIO for スゴ得」は4月3日より提供。ここだけでしか聴けない番組ごとのトーク番組や、出演アーティストのオリジナルメッセージ、スタジオショットを楽しめる。なお、Google Play版では324円(税込)、App Store版は300円(税込)で、それぞれアプリ内課金コンテンツとして提供される予定。

 ソフトバンクの「App Pass」版は4月5日より提供。毎月もらえる500円分(税込)の「App Passチケット」で、アプリ内の有料アイテムなどを購入できる。