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箱根寄木細工を施したキューブ型スピーカー。Soundfortと高井工芸がコラボ
2018年4月16日 13:29
MJTSは、デスクトップオーディオブランド・Soundfortの新製品として、伝統工芸の箱根寄木細工を活かしたスピーカーやオーディオ製品を手がける高井工芸とコラボした、小型密閉型キューブスピーカー「SP-H200 Limited」を4月中旬に発売する。価格はペアで42,800円(税込)、Soundfortの小型デジタルアンプ「AS-100+」とのセットモデルも54,800円(税込)で用意する。
なお、全てハンドメイドで作られるため生産台数に限りがあり、数量限定での販売となる。
1辺が約10cmと小型ながら、「密閉型ならではの帯域バランスのよいナチュラルで上質な音を奏でる」という高井工芸の「本欅 キューブスピーカー HC-TX102」をベースとし、上位機種に採用されている伝統工芸の高級材・箱根寄木細工をアクセントとして本体側面にはめ込んだのが「SP-H200 Limited」。「もともと持つ高いインテリア性に伝統工芸品の味わいを加え、サウンドだけでなく見た目にも心地よさを追求した」という。
デジタルアンプのAS-100+と組み合わせることで、横幅のサイズ感がほぼ同じになるほか、「スピーカーの特性と性能を充分に引き出すことができ、あらゆるジャンルの音楽を心地よいサウンドで楽しむことができる」とする。
ユニットは90mm径のフルレンジアルミコーンで、磁気回路にはネオジムマグネット型を使用。インピーダンスは8Ω。最大入力は20W。出力音圧レベルは82.1dB/W/1m。再生周波数特性は80Hz~15kHz。
外形寸法は105×115×106mm(幅×奥行き×高さ)。質量は1台700g。入力端子はバナナプラグ対応のネジ式ターミナル。サランネットはマグネット着脱式。底面に埋込型三脚用ネジ穴があり、小型三脚などと組み合わせられる。
セットモデルも用意される小型デジタルアンプ「AS-100+」は、最大出力18W×2ch(6Ω)。インシュレータを含めた外形寸法は94×121×52mm(幅×奥行き×高さ)。なお、SoundfortのUSB DAC「DS-200」や「DS-100+」を重ねて設置すると、横幅も高さもスピーカーとほぼ同じになり、「スッキリとした見た目の一体感と共に、デスクトップや書斎などに設置しても圧迫感のないインテリアとしてお部屋に馴染む」という。