音楽SNS「nana」の有料会員は、カラオケが月9時間無料に

　スマートフォン向けの音楽投稿/コミュニティサービス「nana」を運営するnana musicは18日、プレミアム会員向けに、カラオケ店の「カラオケマック」を月最大9時間、ドリンクバー込みで無料利用できるサービスを試験的に開始した。ゴールデンウィーク期間(4月29日〜5月6日)を除き、6月29日までの平日に実施する。

　期間中、「nanaプレミアム」(税込月額580円)を利用しているユーザーは、全国のカラオケマックでカラオケ3時間(ソフトドリンク限定のドリンクバー込み)を無料で、月3回まで利用できる。プレミアム会員ではないnanaユーザーも、540円(税込)でこのサービスを利用できる。反響次第で、さらに全国の他カラオケ店での展開も検討していく予定。

　nanaは、iOS/Androidアプリを使い、音楽セッション/コラボレーションを楽しめるサービス。投稿された楽曲に、ユーザー同士で拍手やコメントをつけたり、重ね録りをしてコラボしたりと、音楽を介したコミュニケーションが行なえる。ユーザーがより気軽に歌える場所を提供するため、カラオケマックを運営するAirsideとnanaが提携し、「歌う場所の利用料」の負担を軽減するサービスを試験的に実施する。

　今回のサービスについてAirsideは、「弊社のカラオケ事業は、10代～20代の顧客層がメインで、nana musicの顧客層と合致していると捉えている。nana musicのアプリと弊社のカラオケシステムを最大限に活用する事で、更なる音楽性、サービスの発展に結びつき双方のメリットが生まれる」としている。