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日本初、映像配信dTVが実写映画制作。綾野剛主演「パンク侍、斬られて候」

 映像配信サービスdTVは、綾野剛主演、宮藤官九郎脚本、石井岳龍監督の映画「パンク侍、斬られて候」を制作。6月30日より劇場公開される。配信事業者が実写映画を制作するのは日本初となる。公開に先駆け、本編試写などを行なう完成披露イベントの開催が決定し、dTV会員100組200名を招待する。

パンク侍、斬られて候

 主演の綾野剛に加え、北川景子、浅野忠信、國村隼、豊川悦司、東出昌大、染谷将太らが出演。原作は芥川賞作家の町田康が2004年に発表した同名小説。江戸時代を舞台にしながらも、口語による滑稽な会話の応酬、次から次へと登場する特異なキャラクター、驚きに満ちたストーリー展開、ド肝を抜く大団円を描く破天荒な原作が、脚本の宮藤官九郎と、石井岳龍監督によって映画化された。

 dTVは、前身のBeeTVの開局時から、新しい映像作品の見方を提供するため、映画とのコラボレーションを展開。2009年のドラマ「女たちは二度遊ぶ」制作や、2012年に東宝とのパートナーシップで映画「悪の教典」と連動したオリジナルドラマ制作、2015年に映画「新宿スワン」の本編を映画公開前から配信するなど、様々な取り組みを行なってきたdTVが「既成概念に捉われない異例で“パンク”なチャレンジ」として実写映画を企画制作した。なお、「パンク侍、斬られて候」のdTVでの配信は現時点では未定。

dTVが企画制作

「パンク侍、斬られて候」あらすじ

始まりは一つのハッタリ。発令される隠密ミッション。“10人男たち”による腹の探り合いと、
“1人の女”をめぐる恋の行方。そして“1人の猿”が語り出す驚きの秘密。最後に斬られるのは誰だ!?
この世のものとは思えない物語の、はじまりはじまり……。

「パンク侍、斬られて候」特報

 6月30日の劇場公開に先駆け、本編を楽しめる完成披露イベントの開催が決定。本編試写に加えて出演者による舞台挨拶付きイベントを6月中旬、都内で実施する。詳細は後日、公式サイトや映画公式SNSで発表予定。今後も、dTV会員を対象としたキャンペーンを展開予定としている。