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ピクセラ、新4K衛星放送チューナのEC通販に向け、デジタルアイデンティティと協業

 ピクセラは、12月1日から始まる「新4K8K衛星放送」に対応したAndroid TV搭載チューナ「4K Smart Tuner(PIX-SMB400)」を10月初旬に発売する予定だが、その販売に向けて、Orchestra Holdingsの子会社であるデジタルアイデンティティと、マーケティングパートナーシップ契約を締結。EC通販領域で協業することで合意した。

 新4K8K衛星放送を受信できない4Kテレビは、市場で9百万台に達するとされているが、ピクセラではこの9百万台に対して、新4K放送を受信可能にする救済ソリューションとして「4K Smart Tuner」を普及させていく予定。

 ピクセラはこれまで、OEMを中心とした販売展開を行なっていたが、これに向けて、自社ブランドでのEC通販による直販体制を構築。4K Smart Tunerを拡販していくほか、ピクセラが買収したA-Stageが販売する「Room家電」や、液晶テレビなどの商品も扱っていく。

 デジタルアイデンティティは、デジタルマーケティングナレッジや独自のアイデンティティ設計に基づき、デジタルマーケティングの戦略立案や運用を提供する。

「新4K8K衛星放送」に対応したAndroid TV搭載チューナ「PIX-SMB400」。オープンプライスだが、3万円未満を想定している