Fenderの6BAイヤフォン「FXA9」にギター定番のSUNBURST追加

　フェンダーミュージック(Fender)は、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバを6基搭載したイヤフォン「FXA9」に新色SUNBURSTを追加し、22日より限定発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は148,000円前後。18日より予約受付を開始した。

FXA9-SUNBURST

　FXA9(2017年発売)のカラーバリエーションはCHAMELEON、BRONZE、WHITEの3色だったが、「フェンダーのストラトキャスターといえばこのカラーと言われるほどアイコニックな存在」の定番カラー、SUNBURSTモデルを追加した。

　新開発のBAドライバは高域×1、中域×1、低域×2、サブウーファ×2の6基構成。最低域を受け持つ2基のBAには「Groove tuned bass port」テクノロジーを用いてポートの形状と位置を調整。「通常のBAドライバ製品では感じられない、フェンダーらしい伸び伸びとした、心地よい低域再生を実現した」という。音質に配慮した独自のネットワークも採用。再生周波数帯域は12Hz～22kHz。インピーダンスは21Ω。

　ハウジングは高性能3Dプリンタで製造し、「抜群のフィット感や遮音性を実現する」という。ノズルにはベリリウム銅材を採用し、24Kゴールドプレートで仕上げた。「F」ロゴが描かれたリッドも3Dプリンタで作成し、熟練工の手によるサンドペーパーがけと手塗りで仕上げている。

　ケーブルは着脱可能で、2ピンコネクタを採用。ケーブルの長さは約1.3m。キャリングやケース、標準プラグアダプタ、イヤーピースのSure seal チップス(4サイズ)、クリーニングツールなどを同梱する。