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音楽YouTube「YouTube Music」が米国などでスタート。広告付き無料版も

 Google傘下のYouTubeは18日(米国時間)、音楽ストリーミングサービス「YouTube Music」を米国やオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツなどで開始した。広告付きの無料版と9.99ドルのPremium版を展開。サービス発表時は5月22日のスタートを予告していたが、延期された形となる。日本でのサービスについては、アナウンスされていない。

YouTube Music

 サービスを開始したのは、米国、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、スウェーデン、カナダ、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ノルウェー、ロシア、スペインなど。

 YouTube Musicは、ビデオ配信サービスのYouTubeではなく、「音楽のために作られた」音楽配信サービスとして展開する。ミュージックビデオだけでなく、アーティストのアルバム、シングル、リミックス、ライブ、カバーなど、多彩な音楽を用意する。

 ユーザーごとに、パーソナライズして音楽を提案し、新しい音楽との出会いを提供する機能も用意。ユーザーが現在いる場所なども考慮し、楽曲をオススメしてくれる。

 ジャンルや気分によって聴きたい楽曲など、何千ものプレイリストを用意。世界で最もホットな音楽を紹介するリストなども用意。歌詞の一部からでも検索できるなど、独自の検索機能を搭載している。

 YouTube Musicは広告付きの無料版と、月額9.99ドル(家族プランは14.99ドル)のYouTube Music Premiumも用意。広告無しでの再生や、楽曲のダウンロード機能、ダウンロード後のバックグラウンド再生も可能。

 展開中の音楽配信サービス「Google Play Music」のユーザーは自動的にYouTube Music Premiumも利用できる。Play Musicで購入した楽曲やユーザーがアップロードした楽曲は引き続き再生可能。

YouTube Music Premiumと無料版の違い
The new YouTube Music app is here