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音楽YouTube「YouTube Music」が5月22日開始。広告付き無料版や歌詞検索も
2018年5月17日 18:10
Google傘下のYouTubeは16日(米国時間)、新たな音楽ストリーミングサービス「YouTube Music」を5月22日より開始すると発表した。米国やオーストラリア、ニュージーランド、メキシコなどで5月22日から開始し、広告付きの無料版と9.99ドルのPremium版を展開する。
以降は、オーストリア、カナダ、デンマーク、フランス、英国などに拡大予定だが、日本での開始時期の説明はない。
ビデオのための配信サービスとして始まったYouTubeに、「音楽のために作られた」新音楽配信サービスとして「YouTube Music」がスタートする。音楽をより体験しやすく、パーソナライズした形で提供し、アーティストのオフィシャル楽曲、アルバムに加え、数千ものプレイリストやアーティストラジオ、ライブパフォーマンス、リミックスなどを提供するという。
モバイルとデスクトッププレーヤーに向けた新デザインを採用。YouTube上のミュージックビデオも楽しめる。タイトルがわからない曲も、「口笛が入った流行りの曲」のようなあいまい検索が可能、また、歌詞の一部でも検索できるなど、独自の検索機能が特徴となる。
利用者の再生履歴や、ユーザーがどこで何をしていたか、を学習。例えば空港にいる人には、フライト中にリラックスできる曲、スポーツジムに入ったらビートの強い刺激のある曲などをおすすめする。
YouTube Musicは広告付きの無料と、9.99ドルのYouTube Music Premiumを用意。現在展開中の音楽配信サービス「Google Play Music」のユーザーは自動的にYouTube Music Premiumも利用できる。Play Musicで購入した楽曲やユーザーがアップロードした楽曲もは、引き続き再生できる。