日本勝利のW杯NHKネット配信は60万人弱が視聴。TVは最高視聴率55.4%

　NHKは、ロシアワールドカップで強豪コロンビアに勝利した6月19日の日本戦について、最高視聴率が55.4%に達し、インターネットでの同時配信ではおよそ60万人弱が利用したことを、20日の放送総局長定例記者会見で報告した。

インターネット同時配信で試合を観られるNHK 2018 FIFA ワールドカップ アプリ

　NHKでは19日のコロンビア戦を総合テレビで生放送。平均世帯視聴率は試合の前半が42.8%、後半が48.7%だった(ビデオリサーチ調べ)。毎分視聴率の最高値は55.4%(午後10時52分・53分)で、これは日本の勝利が決まった場面だったという。ネットの同時配信実験(試験的提供A)では、およそ60万人弱(速報値)が利用した。木田幸紀放送総局長は「テレビでもネットでも多くの方にご覧いただいた。残り2試合への期待も高まっている」とコメントした。

　第2戦の日本×セネガルの試合はNHK BS1で24日夜11時から、ラジオ第1では11時50分から中継する予定。インターネットでは、パソコンやスマートフォンのサイトや専用アプリで視聴可能。「2大会ぶりの決勝トーナメント進出をめざす日本チームや、各国代表の熱戦をしっかりお伝えする」としている。