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「さよならの朝に約束の花を飾ろう」10月BD化。“あの花”や“ここさけ”岡田麿里初監督作
2018年6月25日 11:56
岡田麿里の初監督作品「さよならの朝に約束の花を飾ろう」が、10月26日にBlu-ray、DVD化される。BD、DVDそれぞれに特装限定版と通常版を用意。価格は、BD特装限定版が8,800円、BD通常版が4,800円、DVD特装限定版が7,800円、DVD通常版が3,800円。発売・販売元はバンダイナムコアーツ。デジタル配信もAmazonビデオ、J:COMオンデマンド、TSUTAYA TV、ひかりTVなどで同日から3,600円で実施する。
- Blu-ray 特装限定版(品番:BCXA-1371) 8,800円
- Blu-ray 通常版(品番:BCXA-1370) 4,800円
- DVD 特装限定版(品番:BCBA-4910) 7,800円
- DVD 通常版(品番:BCBA-4909) 3,800円
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」、「心が叫びたがってるんだ」の脚本家、岡田麿里の初監督作品。支えるスタッフとして、業界の実力派が結集。制作は「true tears」、「花咲くいろは」などでタッグを組んできたP.A.WORKS。キャラクター原案は監督たっての希望でイラストデザイナー・吉田明彦が担当。副監督は「凪のあすから」監督の篠原俊哉、キャラクターデザイン・総作画監督を同じく「凪のあすから」の石井百合子が務める。音楽は「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」などの川井憲次。
観客動員数24.5万人、興行収入3.5億円のスマッシュヒットを記録。第21回上海国際映画祭にて「金爵奨:アニメーション最優秀作品賞」を受賞した。これまで最優秀作品賞を受賞した日本作品としては、2005年の「村の写真集」(三原光尋監督)以来13年ぶり二度目。アニメーション部門は第18回(2015年)に新設されたが、その部門としては日本初の快挙となった。
BD版の本編収録時間は約115分。本編ディスクに、特報、予告、PVを収録する。音声は、ドルビーTrueHD 5.1ch、リニアPCMステレオで収録。通常版は本編ディスクのみの収録。
特装限定版には、約155分の特典ディスクを同梱。制作現場の裏側や全国試写会の舞台挨拶の模様などを収録した密着ドキュメンタリーや、ビデオコンテを収録する。
さらに、映画では描かれていないストーリーをBlu-ray、DVDの購入者の為に岡田麿里が書き下ろした「短編シナリオ」、紙上コメンタリーやスタッフ対談・インタビューなどを収録した80ページの特製ブックレット、縮刷版劇場パンフレット(36ページ)も付属。吉田明彦描き下ろし三方背BOX、キャラクターデザイン・総作画監督の石井百合子描き下ろしインナージャケット仕様となる。
あらすじ
縦糸は流れ行く月日。横糸は人のなりわい。
人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。
両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。
そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。絶望と混乱の中、イオルフ一番の美女レイリアはメザーテに連れさられ、マキアが密かに想いを寄せる少年クリムは行方不明に。マキアはなんとか逃げ出したが、仲間も帰る場所も失ってしまう……。
虚ろな心で暗い森をさまようマキア。そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。少年へと成長していくエリアル。時が経っても少女のままのマキア。同じ季節に、異なる時の流れ。変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆……。
ひとりぼっちがひとりぼっちと出会い紡ぎ出される、かけがえのない時間の物語。
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