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「アレクサ、赤十字で100円の寄付をして」。Amazonと赤十字が災害関連で協定

 Amazon.co.jpは30日、日本赤十字社と災害に関するパートナーシップ協定を締結したと発表した。最初の取り組みとして、Alexa搭載スマートスピーカーなどに話しかけて赤十字へ寄付できる、日本初のAlexaスキルを同日より提供開始する。

Amazonと日本赤十字が協定

 今回の協定により、Amazonのサービスやテクノロジーを活用した日本赤十字社の災害に関する活動強化を目的に、緊密な情報交換と連携協力を推進。クラウドコンピューティングサービスを活用した災害時の情報通信や、電子決済サービスを利用した寄付受付体制の整備、音声認識技術を利用した情報の発信及び寄付受付体制の整備、情報技術・流通技術等の利用による赤十字活動の充実などを想定している。

Amazon Echoシリーズ

 最初の取り組みとして、Amazon Payを利用することで、クラウドベースの音声サービスAmazon Alexaを使った日本赤十字社への寄付が可能になる、日本初のAlexaスキルの提供を開始。同スキルを有効にして、Alexa搭載デバイスのAmazon Echoなどに「アレクサ、赤十字で100円の寄付をして」などと話しかけると、赤十字に寄付ができるようになる。

ディスプレイ付きのEcho Spot

 日本赤十字社への寄付は、通常は郵便振り込み、銀行振り込み、クレジットカードなどを通じて行なわれているが、Alexaに話しかけて声での寄付も可能になることで利便性が高まり、被災地支援などにより多く利用されることを見込んでいる。

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