レビュー

声で操作する時代の本命、Amazon Echo登場。拡張するスマートスピーカー

 スマートスピーカーの本命と目されてきたAmazonの「Echo」が、いよいよ日本で発売開始された。米国で'14年末に登場し、音声で操作できる“スマートスピーカー”の市場を作った代表格であり、日本上陸にあわせて265ものスキル(音声アプリ)を用意するなど、準備万端に見えるが、その直前に発売されたLINEのClova WAVE、そしてGoogleのGoogle Homeなど多くの競合製品がすでに登場している。Echoの日本発売により、本格的に役者が揃ったといえる状況だ。

Echo

 Echoは、クラウドベースの音声サービス「Alexa(アレクサ)」と対話して、操作できるスピーカー。「Echo」(11,980円/税込)のほか、小型の「Echo Dot(5,980円/同)」、スマートホームハブ機能を備えた「Echo Plus」(17,980円/同)をラインナップする。

 今回は試用するEchoは、高音質スピーカーを備えた標準モデルという位置づけ。サンドストーンとヘザーグレー、チャコールの3色を用意し、インテリアなどにあわせてEchoの色を選べる。

円筒状のシンプルなデザイン

 Echoの本体は円筒状のシンプルなデザインで、外形寸法は88×88×148mm(幅×奥行き×高さ)、重量は821g。

Echo
Echoのパッケージ

 他のスマートスピーカーと同様に、「アレクサ、○○して」と、話しかけるだけで、音楽の再生や、ニュースやスケジュールの読み上げ、タイマーやアラームのセット、プロ野球や大相撲などスポーツ結果の確認などが行なえる。例えば、「アレクサ、今日の天気は? 」と尋ねれば、Echoが「今日の神保町の天気は晴れ、気温は……」といった具合に応えてくれる。

Echoの前面

 本体の上面にはボリューム上下と、マイクオフボタン、アクションボタン(・)の4つのボタンを装備。ボリューム操作や再生停止(アクションボタン)などの簡単な操作は本体だけでも行なえる。

本体上部のボタン(・)がアクションボタンだ

 本体には7つのマイクアレイを備えているほか、マイクの信号を合成するビームフォーミング技術とノイズキャンセリング技術を組み合わせて、ノイズや反響音が多い環境でも「アレクサ」というウェイクワードを検出し、音声指示を認識できる。音楽再生中でもEchoが操作できるのはこうした技術のためだ。

 スピーカーは360度全方位に音が広がるようデザインされており、63.5mmウーファと15cmツィータによる2ウェイ構成。出力についての記載はないが、かなりボリュームを大きくしても、ビビらずに鳴らしてくれる。

 無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n(2.4/5GHz)対応。Bluetoothも備えており、音声だけでスマートフォンなどとのペアリングが行なえる。対応プロファイルはA2DPで、シンプルなBluetoothスピーカーとしても動作する。

 背面には音声出力用のミニジャックを装備。アンプやスピーカーなどに接続して、音楽をステレオでも楽しめるのもEchoシリーズの特徴といえる。

左からGoogle Home、Echo、Clova WAVE
底面の比較

 電源は付属のACアダプタ経由で供給する。LINEのClova WAVEはバッテリ内蔵だったが、Echoシリーズは常に電源ケーブル接続が必要。これはGoogle Homeも同様だ。付属品はACアダプタと簡単なスタートガイドだけ。

電源はACアダプタ

バランスの良い音質。音声認識精度は高いが、アプリ連携に課題

 セットアップは、Echoの音声操作、およびスマートフォンの「Alexa」アプリから行なう。アプリの対応OSはAndroid 5.0以上、iOS 9.0以上。Echoを無線LANにつなぎ、Alexaアプリの指示に従えば、すぐにセットアップは完了できるはずだ(Echoのサポートページ)。ただし、過去に米国のAmazon.comと日本のアカウントを結合した人には障害が発生しているようだ。

Alexaアプリでセットアップ
Echoを選択

 セットアップが終われば、あとはAlexaにしてほしいことをお願いするだけ。「アレクサ、今日の天気は? 」とか「音楽をかけて」と話しかければいい。日本進出にあわせて、今日の大相撲の結果や「1畳ってなん平方メートル?」といった、日本ならではの質問にも対応。オヤジギャグも用意されている。また、アレクサという起動ワード(ウェイクワード)は、「エコー」や「コンピュータ」、「Amazon」などに変更できる。試した限りでは、「エコー」だと誤検出が多い印象。テレビや話し声の「結構」(ケッコー)に反応しやすいので、個人的には、アレクサが一番いいと思う。

アレクサ、大相撲の結果を教えて

 まずはスマートスピーカーの基本機能の「音楽」について、対応の音楽サービスは、Amazonミュージック(プライムミュージック)と、EchoにあわせてスタートしたAmazon Music Unlimited、ドコモのdヒッツ、ラジオのtuneinだ。Alexaアプリの[ミュージック]で利用するサービスを選択する。

Alexaアプリ
利用する音楽サービスを選択。Tuneinは無料で利用できる

 まずは、プライムミュージックを登録し、「アレクサ、音楽をかけて」で音楽再生を開始。単に音楽をかけて、だけだと、「Amazon Music邦楽ステーション」というプレイリストを再生する場合が多い。このプレイリストには、最近の曲もあれば、ゴダイゴのような往年のヒット曲がかかる場合もある。曲名やアーティストを知りたいときは、「アレクサ、これはなんて曲」と聞けば教えてくれる。

 「マイケルジャクソンをかけて」とか、「リラックスできる曲をかけて」、「70年代のロックをかけて」でクイーン、「60年代のジャズをかけて」とか、アレクサに“なんとなく”しゃべりかけるだけで、それなりに近い楽曲を選んで再生してくれる。基本的にはテーマごとの[プレイリスト]やジャンルなどの[ラジオ]を再生する。

 プライムミュージックの楽曲数は「100万曲」とのことで、4,000万曲以上を用意する他の音楽配信サービスに比べると少ないのだが、プレイリストを中心に再生する分には、曲の不足は感じない。ただ、月額980円(プライム会員780円)の「Amazon Music Unlimited」にアップグレードすれば、アーティストのカバー率があがるほか、プレイリストもマニアックなものが増えたように見える。

 「山崎まさよしの曲をかけて」などアーティストの名前を指定すると、基本的にはそのアーティストのシャッフル再生を行なう。「山崎まさよしの、アドレナリンを再生して」とお願いすれば、曲を指定した再生も可能だ。アルバムを再生する場合は、「山崎まさよしのアルバムHOMEを再生して」と話しかければいい。音声コマンドが長くなるのと、ちゃんとアルバム名を覚えていないといけないので、アルバム再生派には、少し使いずらいかもしれない。

 ちょっと謎な挙動なのが、時々音声読み上げを「自主規制」すること。例えば「セックス・ピストルズのアナーキー・イン・ザ・UKを再生」、とすると、「[ピー]・ピストルズのアナーキー・イン・ザ・UK」と読み上げられてしまう。固有名詞かつ、Amazonの配信ページやCD販売ページに登録されている名称なので、フィルタする意味はないのでは、と思うが……。

「アレクサ、この曲何?」 で、自主規制

 音質は、低域が弱めであるが、バランスはしっかりしており、ボリューム(10段階)を3~4ぐらいでも十分迫力ある音が楽しめる。Google Homeは低域よりのバランスだったが、Echoは、低域にもう少し迫力が欲しいものの、クセが少なく、どんな音源もそつなくこなしてくれる印象だ。特にBGM的にラジオを聴くのが心地よい。

 Echoの音楽機能で物足りないのが、アプリ連携の部分。Amazon Music(プライムミュージック)のアプリで、Echoへの音楽出力操作はできず、EchoとAmazon Musicアプリが連携してくれないのだ。Alexaアプリでは、再生したプレイリストや楽曲は確認できるのだが、その先のアルバムや楽曲を選ぶ、といった操作ができない。要するにアプリからのアルバムや楽曲の選択が行なえないのだ。

アーティスト名や曲名をAlexaアプリで確認できる
プレイリストなどは確認できるが、楽曲の指定はできず

 上位サービスとなる「Amazon Music Unlimited」であれば、アプリから操作ができるのか? と思って契約してみたが、たくさんプレイリストはでてくるものの、アプリからのアルバムや楽曲の選択はできない。この点はGoogle Homeに比べると弱点と感じる。

Amazon Musicアプリから、Echoに再生指示ができないのが残念
Amazon Music Unlimitedの設定画面

 Google Homeでは、Play MusicやSpotifyの楽曲を、アプリ上で選曲して再生指示ができる。つまり、普段スマホで音楽を聴いているような形で、Google Homeをワイヤレススピーカーとして使え、それでいて音声でも操作できる。しかし、Echoとプライムミュージックでは、プレイリストを確認できる程度で、積極的に選曲して音楽を聴きたい人には物足りない仕様といえる。

 BGM的に流したり、気分にあわせてなんとなく使うのにはEchoもいいが、同じ曲を繰り返し聞いたり、アルバムを再生したいという人には、現状ではGoogle Homeのほうがベターだ。

 また、Echoは海外ではSpotifyには対応しているが、日本ではまだ対応できていないのも残念。当初は全くアプリとスピーカーの連携ができていなかったClova WAVEも、対応音楽サービスはLINE MUSICだけだが、頻繁なアップデートにより、Echoと同レベルの再生済み楽曲表示機能などは追加されている。Echoも進化して、アプリからのフル選曲操作に対応してほしい。

 プライムミュージックやAmazon Music Unlimitedは、オンデマンド型で選曲もできるフル機能の定額制音楽配信サービスなのだが、Echo上では、(曲を自由に選べない)ラジオ・プレイリスト型に近い音楽サービスになってしまっている。

 その点、Echoにいち早く対応した「dヒッツ」(プレイリスト型:月額300円)は、Echoと相性がいいかもしれない。また、Amazon Music Unlimitedには、Echo 1台のみの再生に限定(スマホで使えない)した380円の専用プランが用意されている。スマホ連携がもう一歩な現状では、この380円のプランで、4,000万曲の豊富な楽曲をEchoで活用するのもよいかもしれない。

 個人的には、音楽用スピーカーとして使う場合、現時点の使い勝手は、Google Homeのほうが好みだ。もっともGoogle Homeも「小音量時のボリューム刻みがおかしい(1刻み変わるだけで音量が変わりすぎる)」、「低域が強すぎる」、といった不満もあるので、この辺りは各社のスピーカーの進化に期待したい。

 ただし、Echoならではの音楽機能の魅力もある。まずは、アナログ音声出力を備えていること。これにより接続したアンプシステムなどで、ステレオでの音楽再生ができる。基本的にスマートスピーカーはモノラル再生なので、本格的に音楽を聴くのであれば、この機能は活用したい。

アナログ音声出力を使ってステレオ再生も

 また、今後のアップデートでマルチルームオーディオに対応予定。同時に複数のEchoに同じ音楽を出力可能になるという。

 また、Bluetoothでの接続も可能なので、Apple MusicやSpotify、Google Play Musicなどのサービス利用者は、BluetoothスピーカーとしてもEchoを活用できる。ただし、本体の音量管理がBluetoothとWi-Fiが別で、BluetoothからWi-Fiに戻すと音が大きくて驚く、みたいなことにもなるのは、注意してほしい。

Amazonで買い物も。Fire TV操作に対応してほしい

 音楽機能に加え、豊富な機器連携もAlexa/Echoの特徴。ただし現時点では、日本においてFire TVに対応していないのが残念。海外では対応しており、最新のFire TVのコントロールができるのだが……。

 Google HomeはChromecastと連携し、テレビの電源ON/OFFや音声でのNetflixの番組再生などが行なえた。この機能がとても便利だったことに加え、AmazonもFire TVとプライムビデオに力を入れており、またFire TVの日本語音声検索もかなり使えるだけに、Echo/AlexaとFire TVの早期の連携対応を期待したい。

 また、ラトックシステムの「RS-WFIREX3」やグラモの「iRemocon」と、リンクジャパンの「eRemote」といったスマートリモコンを別途購入することで、赤外線リモコン対応の家電製品をAlexaから操作可能になる。また、Echoの上位機種の「Echo Plus」では、PhilipsのLED照明「Hue」などのコントロール機能を備えている。

 Alexaの応答はなかなか優秀で、「アレクサ」というウェイクワードを聞き逃すことはほとんどない。かなりの大音量で音楽を再生しても、「アレクサ、今何時?」と聞けば、音楽のボリュームを絞って時間を教えてくれる。

ウェイクワードを変更

 また、「朝9時に起こして」といったタイマーセットも簡単。「アレクサー、ラーメンという名前で3分のタイマーを作って」と話しかければ、3分後に「ラーメンタイマー」という名称とともに時間の経過を教えてくれる。

アレクサ、ラーメンという名前で3分のタイマーを作って

 音声のレスポンスも良好で、基本的には声をかけて1秒以内に天板の青いLEDが光り、応答してくれる。時々2~3秒待たされることもあるが、応答速度について大きな不満を感じることはなかった。

 Amazonプライム会員であれば、「アレクサ、アルカリ乾電池を3本注文して」と話しかければ、Amazonでのショッピングも可能だ。今回は、ペットボトルの水で試したが、「アレクサ、日田天領水を注文」とすると、注文履歴から「2L×10本」という数量と税込価格を教えてくれた。ここで「購入しますか? 」と問われ、「はい」にすると注文が実行される。「いいえ」にすれば購入されないのだが、最初は画面で確認できないとやはり緊張してしまう。Alexaアプリ上にはきちんと商品情報が表示されているので、慣れるまではアプリを併用したほうがいいかもしれない。

 試してみて実感したのは、声でショッピングするときの問題は、「人間が正しい名称を認識していないので、Alexaに正しく伝えられない」ということと、製品名を読み上げられても「それが正解か自信が持てない」ということ。洗剤のような日用品だと「ビーズ」なのか「アタック」なのかを、案外パッケージデザインで認識していたりして、どっちだっけ? と洗濯機脇に確認にいってしまう。普段五感を使ってショッピングをしているのだなぁなどと思ってしまった。

「日田天領水」を
猫のごはん(ミャウミャウ カツオ)を買いたいのだがうまくAlexaに伝えられない……

 また、カレンダーの読み上げにも対応。Googleカレンダーに登録された予定を読み上げてくれるので、「今日の予定を教えて」と、朝話しかければ、今日のスケジュールが確認できる。ただし、読み上げられるのは自分のデフォルトのカレンダーだけで、共有カレンダーは、「タイトルのない予定」として、登録時間だけ教えてくれる。

 筆者の場合、個人の予定は自分のカレンダーに、仕事の予定は会社の共有カレンダーを使っているので、仕事の予定の内容が確認できない。このあたりはGoogleカレンダーの使いこなしにもよるのだが、まだよい回答を見つけられていない。LINEのClova WAVEでもほぼ同様で、Google Homeはそもそも共有カレンダーが登録できないようになっている。

アレクサ、オヤジギャグを教えて

スキルでできることが“増える”

 また、Alexa/Echoの特徴としては、「スキル」と呼ばれるサードパーティー製アプリを追加して、様々な機能拡張が行なえること。

 例えば、radikoのスキルを入れれば、「アレクサ、radikoでJ-WAVE」と話しかけるだけで、J-WAVEを再生してくれる。ただ、「スキルを入れる」というのが案外面倒。音楽などは、こんな感じの曲あるかな?、といった具合で話しかけると対応してくれるが、スキルが入っていないとそもそも応答してくれない。どんなスキルが用意されているのか調べるのに一苦労なのだ。

 「HEY! MIKU」のスキルは、初音ミクと音声会話を楽しめるというもの。「AbemaTV」のスキルでは、AbemaTVので人気ランキングを教えてくれる。「dヒッツ」もスキルとしてAlexaに登録されている。

AbemaTVのスキル
AV Watchのスキルもあるのですが、もっと改善したいと思います

 「ナビタイム乗換案内」、「クックパッド」や牛丼の「すき家」の予約など、まずユーザー登録が必要なアプリも多く、使って一週間では、Alexa/Echoを本格的に家庭で使いこなせている、という感じはない。普段スマホで利用している「全国タクシー」は、自宅場所を登録するだけで、使えるようになった(まだ呼んではいない)。ただ、スキルの場合、使いたいときにまずアプリでスキルを登録し、さらにユーザー登録云々など結構手間で、実際に使うのは、相当に利用頻度が高いサービスに限られそうだ。逆に言えば、スマートスピーカーに登録されるのは、かなりユーザー接触頻度の高いサービス、といえるかもしれない。

 スキルの課題としては、まずどんなスキルが用意されているか今一つわからないこと。それから、アレクサというウェイクワードに加え、radikoなどサービス名を言う必要があり、そんなに多く覚えられそうにない、というあたりだろうか。

 例えば、「アレクサ、リーフのバッテリ残量を確認して」(電気自動車のバッテリ残量確認)、「アレクサ、ルンバを使って掃除して」(ロボット掃除機の操作)といった機能は、ユーザーとってメリットがわかりやすく、魅力的なものになりそうだ。

 個人的には交通情報、特に列車遅延系をプッシュでお知らせしてくれるようなスキルが欲しいと感じる。

基本性能は高いが、粗削りな部分も

 シンプルなスマートスピーカーで、日本語音声認識の精度も高く、基本性能の高さは十分に感じられたEcho。11,980円という価格は、Google HomeやClova WAVE(LINE MUSIC 6カ月付きだが)よりも2,000円安く、さらにプライム会員向けの優待販売も行なわれた。定価でも価格競争力の高い、魅力的な製品だ。

 米国でもっとも売れているスピーカーで、発表日に265ものスキルを用意し、日本のサービス事業者との連携もしっかりできているように見えたので、発表時には「スマートスピーカーはEchoが圧勝かな?」と感じた。しかし、1週間使った感想では、まだ粗削りで、足りない部分もある、と感じる。

 ひとつはFireTV連携。Fire TVというユーザー数が多く、サービスとも密接に連携した強いデバイスを持っているAmazonだけに、Echo/Alexaから操作できるようになると、テレビの体験がかなり変わりそうだし、そこは期待したい部分だ。Google Homeが一足先に実現している部分でもあるので、Echo/Fire TVでも同様の機能を実現してほしい。また、音楽スピーカーとしてはアプリからの選曲も対応を望みたい。

 スキルについても、まだ粗削りなものや音声対応してみましたというレベルのものもあり(AV Watch含む)、音声操作や音声アシスタントへの対応は各社模索段階といえる。ただ、その段階でこの数を集めていることは、Echo/Alexaならではの価値といえるかもしれない。

 本命Echoの登場により、音声連携対応機器やスキルもどんどん増えていくだろう。また、Amazon以外にもJBLやオンキヨーなども、Alexaベースで、音質などで差別化したスピーカーを発売予定だ。2018年以降より選択肢が増えていきそうだ。

 個人的にも9月以降、音声アシスタントがある生活が当たり前になりつつあり、人間側が音声アシスタントに慣れてきたという奇妙な実感もある。また、毎週のように機能強化されており、黎明期ならではの進化を体験できるのも、いまのスマートスピーカーの魅力といえるかもしれない。

Amazonで購入
Amazon
Echo
Amazon
Echo Dot
Amazon
Echo Plus

Amazon Music Unlimited

臼田勤哉