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BRYSTONの新パワーアンプ「CUBED PRO Series」。歪みを抑え6製品展開
2018年8月15日 08:30
ヒビノインターサウンドは。カナダBRYSTONのパワーアンプ「CUBED PRO Series」5製品を8月15日より発売する。価格は49万円~140万円。いずれも受注発注となる。
- 2.5B-CUBED-PRO:49万円(ステレオ/135W@8Ω)
- 3B-CUBED-PRO:61万円(ステレオ/200W@8Ω)
- 4B-CUBED-PRO:67万円(ステレオ/300W@8Ω)
- 14B-CUBED-PRO:122万円(ステレオ/600W@8Ω)
- 7B-CUBED-PRO:67万円(モノラル/600W@8Ω)
- 28B-CUBED-PRO:140万円(モノラル/1000W@8Ω)
BRYSTON(ブライストン)は、録音したものを正確に再現することをベンチマークにし、オーディオプロフェッショナルや音楽愛好家向けに展開。CUBED PRO Seriesはその最新モデルで、歪みやノイズを大幅に低減した6モデルを用意した。
CUBED PRO Seriesは、Salomie Circuitを搭載。他のアンプでは通過してスピーカーによって増幅され再生される歪み成分を、主信号経路でトラップする方法を特徴とし、RFIなどのノイズや、環境的要因のノイズの影響を解消する。この歪み低減回路の採用により、よりリアルで自然なサウンドをもたらすという。
BRYSTONが独自に開発した「クワッド・コンプリメンタリー」回路は、リニアリティーを向上させ、高調波歪みを減少。トランジスタのマッチングを改善してクロスオーバー歪みを除去。出力段の容量を4倍に低減し、過渡特性と帯域幅を改善。また、音質に直接影響を与える電源部をチャンネルごとに独立させ、明瞭なサウンドを実現した。
アルミニウムヒートシンクを採用し、ファンを排除。スタンバイ電力消費が500mW未満で、個室で使用する際にもノイズが気にならないとする。19インチ幅のボディはラックマウント可能。リアパネルにはチャンネルごとのトリムポットを搭載している。入力端子は、XLR(バランス)、RCA(シングルエンド)で、入力選択スイッチでRCAとXLRの切り替えが可能。
2.5B-CUBED-PROは、135W×2ch(8Ω)/180W×2ch(4Ω)で、270W(8Ω)のブリッジモノとして動作。外形寸法は483×388×89mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.7kg。