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オンキヨーと中国TCL、協業第一弾の高音質ハイエンドTV「XESS」開発

 オンキヨーと中国TCLの業務提携の第一弾として、TCLのTV向けハイエンドブランド「XESS」シリーズに、両社が共同開発した音質技術が搭載された。「TVとしての最高レベルの ”音”」が楽しめるという製品で、8月から中国国内で発売開始予定。

TCLのTV向けハイエンドブランド「XESS」シリーズ

 XESSシリーズは、65型を3機種、55型1機種をラインナップ。ハイエンドなサブブランドとして位置づけられるシリーズで、リビングの中心にある「Living Window」(リビングの窓)をイメージしたデザインと、AI機能が特徴。

 オンキヨーは2018年4月に、TCLとオーディオ商品の分野における業務提携を発表。XESSシリーズはその協業第一弾として、「中国で発売されるTVとしては初めて“音質”とOnkyoブランドを提供したTV」になるという。

 テレビだけでなく、ヘッドフォンやサウンドバー、ミニコンポなどのAV機器の開発に加え、欧米をはじめとする海外向けTVなど共同開発商品の拡大も視野に入れているという。

 共同開発だけでなく、部品供給などの協業スキーム拡大により、 ビジネス拡大、Onkyoブランドを提供するマーケティング活動との相乗効果も図り、「Onkyoブランドの知名度も向上でき、TVをより楽しむ為に当社既存AV製品の拡販に繋がることが期待できる」とする。