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TCLの8K QLED TVに、オンキヨーと共同開発の音質技術
2018年8月31日 14:12
オンキヨーは、中国TCL初の8K QLED TV「X8シリーズ」と、4K QLED TV「Living Windowsシリーズ」に、両社が共同開発した音声技術が搭載されたと発表。「新コンセプトにふさわしいTVとして最高レベルの“音”」が楽しめるという。ドイツで31日から開幕する「IFA 2018」に合わせて30日に発表したもので、欧州市場向けに展開される。
8Kの「X8シリーズ」は、量子ドット液晶を採用したQLED TVで、75型、65型、55型の3サイズを用意。“AIサウンドバービルトイン”で、GoogleアシスタントやAmazon Alexaの音声認識にも対応する。「FIBAバスケットボール・ワールドカップ2019エディション」も用意する。
4Kの「Living Windowシリーズ」は、“リビングの窓”をイメージしたデザインのQLED TVで、65型3機種、55型1機種を用意。AI機能を搭載し、「家庭の中心/ハブとなる役割をもった新コンセプトのTV」とする。絵画アートギャラリーも付属する。
両社はテレビやヘッドフォンやサウンドバー、ミニコンポなどのAV機器で協業を進めてオリ、20日には中国向けの新コンセプトTV「XESS」発売を発表した。Onkyoブランドを提供するマーケティング活動との相乗効果を図り、「欧州でのOnkyoブランドの知名度を向上でき、業務提携商品も含めたAV製品の拡販に繋がることを計画している」という