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デル、DisplayHDR 400対応31.5型4Kディスプレイ。34型21:9曲面も

デルは12日、ビジネス向けモデルとして、DisplayHDR 400対応の31.5型4Kディスプレイ「U3219Q」とシネスコ21:9サイズの34型曲面ディスプレイ「U3419W」の2モデルを発売した。直販価格はU3219Qが99,980円、U3419Wが104,980円。

31.5型4K/HDRディスプレイ「U3219Q」(左)と34型曲面ディスプレイ「U3419W」(右)

両機種とも、USB-C端子(背面)を搭載し最大90Wまでの電力供給に対応。ケーブル1本で映像と音声を伝送しながらデバイスの充電も可能。2台のPC画面を同時に表示できるPIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能とPBP(ピクチャー・バイ・ピクチャー)機能のほか、2台のPC画面を切替えて1つのキーボードとマウスで作業が行なえるKVM機能も備える。またDell Display ManagerソフトのEasy Arrange機能でアプリケーションのウィンドウを素早くタイル表示・配置し、前回終了時の状態を記憶する自動復元機能によりすぐに作業が再開できるという。

31.5型4K/HDRディスプレイ「U3219Q」

U3219Qは、4K/3,840×2,160ドットの31.5型液晶ディスプレイ。PCディスプレイにおけるHDR規格としてVESAが策定した「DisplayHDR 400」をサポートする。表面はノングレアでIPSパネルを採用。LEDバックライトで、最大輝度は400nit。最大表示色は10億7,400万色。出荷時の色補正により、sRGB 99%・デルタE2以下(色差の精度を示す値)を達成。DCI-P3 95%、Rec.709 99%を実現する。パネルコントラストは1,300:1で、応答速度は8ms。

ブルーライトの発生を抑えるComfortView機能を搭載。枠を感じさせない、狭額縁仕様のInfinityEdgeで広い画面領域を確保。ディスプレイは縦横の回転、上下左右の角度、高さの調整が可能。VESA規格のマウントやスタンドが利用できる。

インターフェイスは、HDMI入力×1(4K/60p、HDCP 2.2対応)、DisplayPort 1.4入力×1。ほかUSB-C 1系統、USB 3.0のアップストリームが1系統(Type B)、ダウンストリームが4系統(すべてType A、内2系統が充電機能付き)を備える。外形寸法は、71.25×22×46.87cm(幅×奥行き×高さ)。

21:9シネスコの34型曲面ディスプレイ「U3419W」

U3419Wは、WQHD/3,440×1,440ドットの34型液晶ディスプレイ。シネスコ21:9サイズの曲面仕様が特徴。表面はノングレアでIPSパネルを採用する。LEDバックライトで、最大輝度は300nit。最大表示色は10億7,400万色で、sRGB色域は99%。パネルコントラストは1,000:1で、応答速度は8ms。9W×2chのスピーカーを備える。

インターフェイスは、HDMI入力×2(HDCP 2.2対応)、DisplayPort 1.2入力×1。ほかUSB-C 1系統、USB 3.0のアップストリームが2系統(Type B)、ダウンストリームが4系統(すべてType A、内2系統が充電機能付き)を備える。外形寸法は、81.36×22.64×41.7cm(幅×奥行き×高さ)。重量は8.2kg。