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デル、27型4K/HDRなど液晶4機種。Thunderbolt 3装備のクリエイター向けも

デルは、液晶ディスプレイの「デジタルハイエンドシリーズ」4製品を1月31日に発売した。価格はクリエイター向けの27型4K「UP2720Q」が177,980円、27型4K/HDR「U2720Q」が64,980円、42.5型4K「U4320Q」が96,980円、25型QHDでHDR対応の「U2520D」が45,980円。

27型4K/HDRの「U2720Q」

クリエイター向け27型4K「UP2720Q」

「UP2720Q」は、Adobe RGB比100%の色域をカバーする、ハイエンドクリエイター向けモデル。解像度は3,840×2,160ドットで、コントラスト比は1,300:1。BT.2020比の色域は80%、DCI-P3比は98%。

クリエイター向け「UP2720Q」を、Thunderbolt 3でノートパソコンと接続

キャリブレーション用の測色センサーを内蔵し、ディスプレイの調整が可能。スケジューリング機能を搭載した色補正アシスタントによる自動色調整と検証が行なえる。

別売のCalMANソフトウェアとシームレスに連携。内蔵の測色センサーを使った色補正などのタスクを実行可能。

入力はDisplayPort 1.4、HDMI 2.0×4に加え、Thunderbolt 3(USB Type-C)を装備。ノートパソコンを接続して1本のケーブルから最大90Wを充電しながら、同時に映像信号とデータ信号を伝送できる。Thunderbolt 3を備えた4Kディスプレイを2台までデイジー チェーン接続することも可能。そのほか、USB 3.0(Type-A)も備える。

不要な光沢や反射を軽減できる遮光フードも付属。周囲の光を効率よく吸収する素材で、画面を鮮明かつ快適に閲覧できるという。

スタンドの高さ調整や画面の回転機能も装備。スタンドを含む外形寸法61.19×21.2×43.34cm(幅×奥行き×高さ)、スタンドを除く重量は5.55kg。

4機種共通の特徴として、デスクスペースを節約できるという小さなモニタースタンドを採用。眼の疲れを軽減するComfort View機能も備え、ブルーライトの発生を最大60%低減。複数のアプリケーション利用も快適に行なえるという「Dell Display Manager」もダウンロードで提供している。

27型4K/HDR対応「U2720Q」

4Kの27型モデルで、VESA DisplayHDR 400に対応。「影の細部にわたって色彩のグラデーションを美しく鮮明に再現する」という。色域はDCI-P3比95%。コントラスト比は1,300:1。

U2720Q

出荷時から正確な色を表示できるように、工場出荷時にsRGBカバー率99%、Delta-E 2未満に補正している。

入力はHDMI 2.0端子やUSB Type-Cを装備。USB 3.0(Type-A)も備える。4辺が“ほぼ縁なし”というInfinity Edgeを採用。デュアルモニター時や回転させた場合でも途切れのない表示を実現するという。

スタンドの高さ調整や画面の回転も可能。スタンドを含む外形寸法は61.13×18.5×52.52cm(幅×奥行き×高さ)、スタンドを除く重量は4.4kg。

42.5型4K「U4320Q」

USB-C接続にも対応した42.5型4Kモデルで、最大4台のPCからコンテンツを表示できる。工場出荷時にsRGBカバー率96%に補正している。

U4320Q

HDMI 2.0端子を備え、CECにも対応。作業時間のスケジュール設定や手動オン/オフなど、ビデオ会議向けサービスZoom Roomの主な機能をサポートする。USB 3.1(Type-A)も備える。使用環境に合わせて前後/左右の角度を調整できる。

スタンドを含む外形寸法と重量は、96.72×24.9×59.52cm(幅×奥行き×高さ)、17.6kg。

25型HDR対応の「U2520D」

VESA DisplayHDR 400に対応した25型/2,560×1,440ドットのモデル。DCI-P3カバー率は95%。工場出荷時にsRGB比99%、Delta-E 2未満に補正している。コントラスト比は1,000:1。

U2520D

入力はHDMI 2.0やUSB Type-Cを装備。USB 3.0(Type-A)も装備。狭額縁のInfinity Edgeも採用している。

スタンド部は高さ調整と回転に対応。スタンドを含む外形寸法は56.77×18.5×38.29cm(幅×奥行き×高さ)、スタンドを除く重量は4.2kg。