ニュース
パナソニック、LINEで録画予約、スマートスピーカー対応住宅機器コントローラ開発
2018年9月18日 13:48
パナソニックは、LINEやスマートスピーカーなどを使って家電を操作でき、気象警報や避難情報などの危機管理情報をリアルタイムに通知・表示する住宅機器コントローラーを開発。この機能を搭載した新製品を、2019年夏頃に発売する。
同社は2014年4月から、テレビの視聴・録画機能に加え、HEMSを構成するスマートメーター、家電、電気設備などとのデータ通信が可能なECHONETLiteに対応した住宅機器コントローラーを販売している。
新たに開発したのは、 LINEに連携することで使い勝手を向上させ、LINEアプリを使って外出先から自宅のエアコンや照明の操作ができる機能。家電や電気錠の状態、自宅の発電状況などを簡単に確認できる。LINEアプリから自宅の住宅機器コントローラーに「今から帰るよ」などのメッセージを送信、 自宅で留守番している子供がメッセージを確認する事も可能。外出先からLINEを使い、TV番組の録画予約もできる。
スマートスピーカーやスマートフォンの位置情報、天気予報など、様々なIoTデバイス、 Webサービスとも連携可能。住宅機器コントローラーに接続された機器をまとめて操作可能。スマートスピーカーに話しかけて照明やエアコンなどを操作できる。ユーザーが選択したIoTデバイスやWebサービスにおける「条件」と、 それに対する住宅コントローラーの動作を自由に設定できるため、生活スタイルに合わせて好みのIoTハウスを実現可能という。
住んでいる地域の気象情報や災害情報、避難情報を配信する「安心アラート」機能も新たに搭載。鉄道などの交通機関や水道、ガス、電気などのインフラ情報も住宅機器コントローラーのモニタにプッシュ通知。ゴミの日の前日・当日にお知らせしてくれるなど、安心な生活をサポートする。