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LINEで家電操作、TV視聴/録画予約もできるパナソニックホームナビ

パナソニックは、テレビ視聴・録画やインターネット閲覧ができ、LINEから家電を遠隔操作したり、在宅の家族にメッセージも残せる「ホームナビゲーション」(HF-MC10A2GE)を8月22日より発売する。地デジチューナーやネット機能を備えた「ホームサーバー」と、10型液晶ディスプレイを採用した「モニター」、モニター用充電台が各1台セットになっており、価格は12万円。

ホームナビゲーション(HF-MC10A2GE)

テレビの視聴・録画機能に加え、家電や電気錠などと連携するECHONET Lite規格に対応した製品。「ホームナビゲーション」をLINEの友だちに追加することで、外出先から自宅のエアコンや照明などの家電を操作したり、電気錠やHEMSの状態などを確認できる。在宅の家族へ連絡や伝言を残すことも可能。

据え置きのホームサーバーと、無線LANでワイヤレス連携して持ち運べるモニターで構成。従来は「住宅機器コントローラー」として展開していたが、商品名を「ホームナビゲーション」に変更して発売する。

LINEと連携した利用イメージ
テレビの視聴・録画機能を搭載

ホームサーバーには、地上/BS/110度CSデジタルチューナ×2とHDMI出力、500GBのHDDを搭載。無線LAN/有線LAN端子を備え、AC電源で動作する。モニターは10型/1,024×600ドットでタッチ操作対応の液晶パネルを備え、ステレオスピーカーやヘッドフォン出力、無線LAN機能も搭載。内蔵バッテリーで最大約2時間30分利用できる。

「プライベート・ビエラ」と同様に、モニターでテレビの視聴・録画・再生が可能。モニターはIPX6/7相当の防水仕様で、バスタイム中にドラマを楽しんだり、キッチンで料理番組を観ることもできる。ブラウザを搭載しており、インターネットも閲覧可能。

さらに、気になるテレビ番組をLINEで録画予約することもできる。利用には、CLUB Panasonic LINE公式アカウントの友だち追加と、LINEとCLUB PanasonicのID連携に加え、パナソニックのレコーダ「DIGA」シリーズ用サービス「(ディモーラDiMORA)」への登録と設定が必要。

地域の災害情報や停電・断水・電車の遅延などのインフラ情報をプッシュ通知でリアルタイムで受け取れる「安心アラート」を新搭載。このほか、HomeIoTのAiSEG2モニターとして、家のエネルギー情報を取得することもできる。

IFTTT対応で手持ちのスマートスピーカーから音声操作したり、「どこでもドアホン」経由でモニターから来客応対が可能。消費電力は、ホームサーバーが約13W(待機時約4W)。モニターは容量3,100mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵し、充電完了時で約9.5W(同約4.5W)。専用の充電台で充電する。外形寸法/重量は、ホームサーバーが204×145×43mm(幅×奥行き×高さ)/約0.6kg、モニターが255×39×180mm(同)/約0.85kg。

モニター用の充電台