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エプソン、USB-C対応のMOVERIOスマートグラス。シースルーでドローン操作

エプソンは、メガネ型シースルーモバイルビューワー「MOVERIO」の新製品として、HDMIやUSB Type-Cの有線接続に対応した2機種を10月17日より順次発売する。価格はオープンプライス。直販価格と発売時期は、可動式のテンプル(つる)を備えた「BT-35E」が79,980円で10月17日。69gの軽量スリムデザイン「BT-30E」が59,980円で11月下旬。

BT-35E

いずれもドローン操作や検査・測定機器などのモニター利用を想定した業務向けモデルとなる。

BT-30E

BT-35EとBT-30Eのヘッドセット部にはシリコンOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。現実の景色に40型相当のカラー映像を重ねて観られる(仮想視聴距離2.5m時)。解像度は1,280×720ドット。3D再生(サイドバイサイド方式)にも対応する。ヘッドセット部のみIPX2の⽣活防⽔対応で、屋外でも利用可能。

有線接続のコントローラ部には、HDMIとUSB Type-Cの入力端子を搭載したインターフェイスボックスを採用。HDMI機器のほか、USB Type-Cで映像/音声を伝送する「DisplayPort Alternate Mode」をサポートしているため、USB Type-Cによる映像出力に対応したシステムにも接続可能。「機器の映像情報を遅延無く出力可でき、新たなシステムや専用アプリを開発する必要は無い」としている。

HDMI・USB Type-C入力を備えたインターフェイスボックスを採用

500万画素カメラや、地磁気/加速度/ジャイロ/照度センサーを搭載。イヤフォンマイク用の4極ミニジャックと、給電用のUSB micro B端子を備える。

消費電⼒は約6.5W(待機時0.3W)。ヘッドセット部の外形寸法/重量は、BT-35Eが189×193×30mm(シェード除く)/119g(シェード、ケーブル除く)、BT-30Eが191×178×25mm(同)/69g(同)。インターフェイスボックスの外形寸法/重量は共通で、85×52×15mm/45g。