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スマホとUSB-Cで接続、映像も電源も供給できるエプソン「MOVERIO BT-30C」

エプソンは、USB Type-C DP Alternate Modeに対応し、Androidスマートフォンと接続すると、USBケーブルで映像も電源も供給できるスマートグラス「MOVERIO BT-30C」を5月30日に発売する。価格はオープンプライスで、エプソンダイレクトショップでの販売価格は49,980円。

スマートグラス「MOVERIO BT-30C」

メガネのようにかけるだけで大画面映像を楽しめる、両眼シースルー・ハンズフリーのスマートグラス。スマホで動画を楽しむ人が増えているため、「スマホ映像を、より大画面で楽しみたいニーズにお応えする」という。

スマートフォンとは、USB Type-Cで接続。USB Type-C DP Alternate Modeをサポートしており、対応スマートフォンと接続すると、スマホの映像だけでなく、スマートグラスの電源もスマホ側から供給される。

シリコンOLED(有機EL)ディスプレイを採用。解像度は1,280×720ドット。2.5m先に、40型相当の画面があるように見える。高コントラストと広い色域を実現し、高画質な大画面映像を楽しめるという。サイドバイサイド方式の3Dフォーマットにも対応。

両眼シースルーのため、画面と同時に周囲の状況も確認できる。明るい場所や映像の視聴に集中したい時は、付属のシェードを利用する。

付属のシェードを取り付けたところ

広い面でディスプレイを支えるテンプル構造を採用し、下を向いてもずれにくく疲れにくい快適な装着性を実現したとする。同梱の調整用シールを使うことでテンプル幅を狭くでき、小顔の人でも安定して装着可能。

USBに加え、4極のミニジャックを備え、イヤフォンマイクを接続できる。地磁気センサー、加速度センサー、ジャイロセンサーを搭載する。HMD部分のサイズは195×174×40mm(シェード除く)、リモコン部分は29×62×20mm。リモコンとシェード、ケーブルを省いたHMD部分の重量は95g。

新たに、画面の明るさや音量調整、画面ロック(誤動作防止)などの操作ができるAndroid用アプリ「MOVERIO Link」も用意する。

使用イメージ