ニュース

湯浅政明監督最新作「きみと、波にのれたら」、2019年初夏公開

「夜は短し歩けよ乙女」や「夜明け告げるルーのうた」、「DEVILMAN crybaby」などで知られる湯浅政明監督の最新作「きみと、波にのれたら」が、2019年初夏に全国公開される事が決定した。配給は東宝映像事業部。

(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

登場キャラクターの雛罌粟 港(ひなげし みなと)は、21歳の消防士。正義感が強く仕事でも信頼されている。器用で何でもそつなくこなすように見えるが、実は人一倍努力家。

19歳の大学生・向水 ひな子(むかいみず ひなこ)は、サーフィンが大好きでその腕前もかなりのもの。明るくあっけらかんとした性格だが、自分の未来については自信を持てずにいる。

ストーリー

大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。

サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。

ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港(みなと)と出会う。
一緒にサーフィンに行くなど行動を共にするうちに、ひな子は誰かのために一生懸命になれる港にひかれてゆく。

港もまたひな子に対して特別な想いを抱いていたのだった。

監督・湯浅政明のコメント

仕事や生活の中でも、「波にのる」という感覚はよくあります。
「調子良く」という意味もありますが、波はなかなかこちらの思い通りの形はしていません。
選択してその波にのってみる。合わせる。波がこちらの行きたい所へ連れてってくれるかは、乗り終わった後でないと分かりません。あれこれ考えても乗ってみなければ分からない。
極力波を選択し、したたかに生きなければという世の中で、純粋な主人公を波にのせてあげたいと思いました。