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ズーム、4K映像+ハイレゾ録音の音楽用ビデオレコーダ「Q2n-4K」

ズームは、コンサートなどを4K映像とハイレゾ音声で撮影できるハンディビデオ/オーディオレコーダー「Q2n-4K」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は23,000円前後(税込)。

Q2n-4KQ2n-4K

重さ124gの小型筐体で、4K/30p映像と、96kHz/24bitの録音が可能なハンディレコーダー。ハイダイナミックレンジ(HDR)処理により、照明演出の激しいコンサートで発生しがちな黒潰れや白飛びを抑え、細部まで高精細なライブ映像を撮影できるという。

レンズ側(左)とモニター側(右)

最大120dB SPLの耐音圧XYステレオマイクを装備。大音量でも歪みなく、ライブパフォーマンスの臨場感をありのままに記録可能としている。音声のみのリニアPCMレコーダーとしても利用できる。

映像記録は4K/30pや、1080/60p、720/30pなどに対応。コーデックはMPEG-4 AVC/H.264(MOV)。記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCカード(最大256GB)を使用する。

レンズはF2.8。画角は150度で、5段階のFOV(画角)設定に対応。撮影環境に応じて明るさと色味を調整する12種類のシーン設定が行なえる。録音レベルを自動調整できる3種類(CONCERT/MEETING/SOLO)のオートゲインに対応。空調ノイズなど低音域の騒音を軽減するローカットフィルター機能も利用できる。

側面

ステレオミニの外部マイク/ライン入力(2.5Vプラグインパワー対応)を装備。ライン/ヘッドフォン出力と、スピーカーも内蔵する。HDMI出力を備え、撮影したビデオをテレビなどにも表示できる。

USBを備え、パソコンとUSB接続してWebカメラやUSBマイクとしても利用可能。Lightning-USBカメラアダプタを介して、iOSデバイスのマイクとしても使える。

単3電池2本またはUSB給電で動作。単3電池で4K/30p撮影した場合の電池持続時間は約2時間(リチウム電池使用時)。外形寸法は83×68.5×58.7mm(縦×横×厚さ)。付属品はレンズフード、レンズキャップなど。