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JBL伝統モニタースピーカーの新次元「4312G」。3ウェイ最新ユニット
2018年11月22日 14:48
ハーマンインターナショナルは、ロングセラーを続けるJBLモニタースピーカーの新モデル「4312G」を12月に発売する。価格は1本12万円。カラーはブラック。
JBLから70年代初期に登場した「Model 4310」を祖とし、4311、4312、4312A~4312Eへと進化を続けてきたスタジオモニタースピーカーに、最新技術と音響設計を投入した新機種。JBL70周年記念として登場した限定モデル「4312SE」と、30cm 3ウェイの最新コンシューマ・バージョン「L100CLASSIC」の技術要素を移植した“新たな次元のコントロール・モニター”と位置づけられている。
ウーファーは12インチ(300mm)の「JW300SW」。JBL史上最強とする1200FE系ユニットの特徴を受け継ぎながら、最新の解析技術をとり入れて低歪み化、より高分解能なサウンドに生まれ変わった専用設計の強力なウーファーユニットとしている。
ミッドレンジは5インチ(125mm)で、ポリマーコーティング・ピュアパルプコーンの「JM125PC」。歴代4312ファミリーなどの3ウェイブックシェルフ型スピーカーに搭載されてきたユニットの系譜を受け継ぎ、更なる低歪みとフラットレスポンスを目的に開発された。
ツイーターは「新世代モニターに課せられた良好な超高域レスポンスを実現する」という1インチ(25mm)アルミ-マグネシウム合金のドーム型で、ネオジウムマグネット搭載の「054AlMg-1」。
レスポンスに優れた最新ユニットの持ち味を引き出すため、4312SE譲りの高品位素子を用いた3ウェイネットワークを内蔵。伝統のHF/UHF連続可変アッテネータも装備する。伝統のディメンションを継承したキャビネットには全面高比重MDF材構造を採用。接合部には数十カ所にわたる内部補強を施すことで剛性を高め、強力な新開発ユニットのレスポンスを活かしている。
周波数特性は44Hz~40kHz(-6dB)、クロスオーバー周波数は640Hz/5kHz。出力音圧レベルは90dB(2.83V/1m)、インピーダンスは6Ω。グリルを含む外形寸法と重量は362×305×597mm(幅×奥行き×高さ)、25.2kg。