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QNAP、薄型ファレンスで4K/60p HDMI出力、Roonにも対応するNAS
2018年12月18日 11:38
テックウインドはQNAPの新製品として、3.5インチSATA HDDベイ×2と、M.2 2280 SATS SSDスロット×2を備え、Roonにも対応するファンレスのNAS「HS-453DX」を12月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は90,800円前後。
薄型かつファンレスのNAS。IntelのCeleron J4105(クアッドコア1.5 GHz、最大2.5 GHzまでバースト)と、4GB DDR4メモリー(最大8GBのデュアルチャンネルメモリー)を採用。高いパフォーマンスの読み取り/書き込み性能を実現するという。
HDD+SSDのハイブリッドストレージ構造で、3.5インチのSATA HDDを2基搭載できる。M.2 2280 SATS SSDスロット×2も備え、SSDを追加搭載する事によって、アプリケーションを柔軟に割り当てることや、SSDキャッシュとして利用可能。頻繁にアクセスするファイルを自動的に移動にするストレージの自動階層化技術の「Qtier」テクノロジーも使用でき、「ファイルのバックアップやマルチメディアエンターテイメントがこれまで以上にスムーズになる」という。10GBASE-Tポートと、Gigabit Ethernetポートも各1系統搭載。
Intel UHD Graphics 600を採用し、デュアルチャネルの4K MPEG-4 AVC/H.264ハードウェアデコーディングとリアルタイムトランスコーディングが可能。HDMI出力も備え、4K/60pの再生や、Plexメディアサーバーを使って、メディアファイルをモバイル機器やDLNA、Roku、Apple TV、Amazon Fire TV、Google Chromecastなどへのストリーミング配信も可能。HDMI出力×2も備え、1系統はHDMI 2.0 3,840×2,160/60p、もう1系統はHDMI 1.4b 3,840×2,160/30pまで対応する。
専用OSのQTSを搭載。グラフィカルなインターフェイスでソスアが可能。QTS App CenterからRoon Serverアプリをインストールする事で、Roonにも対応可能。「パフォーマンス、ストレージポテンシャル、SSDキャッシングを提供し、音楽のストリーミングを最適化することで、音楽を最大限に楽しめる」とする。
外形寸法は404×220×42.8mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2.4kg。消費電力はHDDスリープ時で13.55W、動作時で22.38W。ファンレスで、騒音は動作時で13.0dB(A)、スタンバイ時で6.2dB(A)。