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ローランド、Alexa対応電子キーボード。声で演奏録音開始、メトロノーム拍子変更

ローランドは、Amazonの音声サービス「Alexa」を搭載し、声でさまざまな操作ができる電子キーボード「GO:PIANO with Alexa Built-in」を、米ラスベガスで8日から開幕する「CES 2019」で発表する。声で演奏の録音/再生の制御や、メトロノームの拍子の変更などが可能。製品は今秋の発売を予定。価格は未定。

Alexa対応電子キーボード「GO:PIANO with Alexa Built-in」

電子キーボードとしての基本的な仕様は発売中の「GO:PIANO」と同じで、小型・軽量ながら本格的なサウンドとピアノ・タイプの鍵盤を搭載。Bluetoothでスマートフォンとも連携できる。

「GO:PIANO with Alexa Built-in」ではさらに、Alexaに対応。「アレクサ」と話しかける事で、ニュースの読み上げ、ショッピング、対応家電の操作が可能。「さまざまな機能を声によって操作することを実現し、楽しく便利にピアノの演奏や練習ができる」という。

具体的には使用例として、以下が挙げられている。

  • 演奏の録音/再生やメトロノームの拍子の変更など、本体の機能を声で操作
  • 基準ピッチの変更、演奏する音域の変更など、さまざまなピアノの設定も声で簡単操作
  • 「音当てゲーム」などの機能を、話しかけることで操作。家族で楽しみながら音楽に親しむ
  • 演奏を録音してクラウド上に保存、いつでも聴き返して上達の度合いを確認
  • Echo などスマート・スピーカーを用意せず、電子キーボード本体に搭載のスピーカーでAlexaを使用可能。Amazonプライム会員であれば、Amazon Musicを利用し、好みの曲に合わせてピアノの演奏を楽しめる