ニュース

ゼンハイザー、新イヤフォン「IE 400 PRO/500 PRO」海外発表

ゼンハイザーは、現地時間の1月24日から、米アナハイムで開催されている楽器展示会「The NAMM Show 2019」において、ミュージシャンなどプロの使用も想定した新イヤフォン「IE 400 PRO」、「IE 500 PRO」を発表した。海外で3月に発売予定。価格はIE 400 PROが349ドル/ユーロ、IE 500 PROが599ドル/ユーロを予定する。

IE 500 PRO

どちらもダイナミック型ドライバを1基搭載。市場にはバランスドアーマチュア(BA)型ドライバを複数搭載するイヤフォンも多いが、ワイドレンジを1つのダイナミック型ドライバでカバーすることで、マルチウェイBAのクロスオーバーネットワークや、個々のドライバの位相差などの問題も起きず、歪のないサウンドを再生できるのが利点としている。ドライバーは7mm径。

2機種の音の違いとして、「1~2.5kHzの間では、IE 500 PROがより存在感を増し、よりダイレクトなサウンドが聴こえ、非常に広くて深いサウンドステージが展開する」という。

左から現行のIE 40 PRO、IE 400 PRO、IE 500 PRO
IE 400 PRO

人間工学に基づいた形状で、薄型で非常に軽量だという。イヤーピースはシリコンタイプに加え、フォームタイプも用意。ノズル部分にピースを取り付ける際に、2カ所の取り付け位置があり、ユーザーの外耳道の長さの違いに対応できる。特許出願中という内部ケーブルダクトを備えた着脱式のケーブルを採用している。