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伊GRANDINOTEのアンプが春に国内発売。真空管アンプ回路Magnetosolid搭載

アクシスは、イタリアのオーディオブランドGRANDINOTE(グランディノート)製品の輸入販売を’19年春に開始する。GRANDINOTEは1996年創業のオーディオメーカーで、現在はアンプとスピーカーを中心に展開。真空管アンプの回路構成をソリッドステート・デバイスだけで実現する、独自の「Magnetosolidテクノロジー」を採用したアンプ3製品を日本へ初めて導入する。

SHINAI

取り扱い予定の製品は以下の3製品で、いずれも2月発売予定。

  • プリメインアンプ「SHINAI」:165万円
  • プリアンプ「PROEMIO」:130万円
  • パワーアンプ「SILVA」:165万円

SHINAI(シナイ)

「真空管アンプの本質的回路構成を、純粋にソリッドステート・デバイスだけで実現する」という、独自の電力増幅方式「Magnetosolidテクノロジー」を投入したプリメインアンプ。

「最高級のチューブアンプだけが叶える甘美な艶と、ニュートラリティー、豊かな音楽性を湛えるソリッドステート・インテグレーテッドアンプとしての高い完成度を誇る、Grandinote渾身のプロダクツ」と説明している。

電源や電源コードも完全に独立させたフルデュアルモノ構成を採用。回路は純A級方式でゼロフィードバックという、信号増幅の高純度にこだわった設計とした。出力は1chにつき37W(4Ω/8Ω)。

RCA(アンバランス)とXLR(バランス)の入力を各2系統装備。周波数特性は2Hz〜240kHz。外形寸法は318×473×196mm(幅×奥行き×高さ)、重量は40kg。

背面

PROEMIO(プロエミオ)

純A級回路を搭載し、Magnetosolidテクノロジーを採用したプリアンプ。電源も完全独立としたフルデュアルモノラル構成。

PROEMIO

入力はRCA(アンバランス)とXLR(バランス)が各3系統、出力はRCAとXLRが各1系統。ゲインは10dB、周波数特性は1.5Hz〜350kHz。外形寸法は318×408×196mm(幅×奥行き×高さ)、重量は15kg。

背面

SILVA(シルバ)

電源も完全独立させた、フルデュアルモノ構成のパワーアンプ。純A級回路を搭載し、Magnetosolidテクノロジーを採用している。出力は1chにつき37W(4Ω/8Ω)、ダンピングファクターは150以上、周波数特性は2Hz〜280kHz。

SILVA

XLRバランス入力を2系統備え、入力感度は750mV rms。外形寸法は318×473×196mm(幅×奥行き×高さ)、重量は40kg。

背面