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CATVとHuluが全国規模で連携。入会手続き簡略化、CATVとまとめて支払い
2019年2月14日 17:10
日本ケーブルテレビ連盟と、動画配信サービスのHuluが連携。3月15日以降、ケーブル ID プラットフォームを活用する事で、CATV利用者がHuluに入会する際に、新規入会手続きが簡単になる。さらに、Huluの月額料金をケーブルテレビの料金とまとめて支払うことが出来るようになる。
全国のCATV局のうち、ケーブル ID プラットフォームに対応済みの局から順次、Huluの販売を開始。ケーブル ID プラットフォームを活用した初の動画配信サービスとなる。入会や支払いの利便性が向上する事で、「Huluのコンテンツに触れる機会がより身近になる」とする。なお、具体的な導入時期は、別途、導入開始局から公表する予定。
視聴には、CATV局が準備するHuluが視聴可能なセットトップボックス(STB)を使用。導入局ではHuluの新規申込特典に加えて、お得なセットプランの提供も検討している。
今回活用されるケーブル ID プラットフォームは、CATV各社が管理する顧客ID(個社ID)を業界共通のIDとして管理するプラットフォーム。これを通じて業界各社が連携することで、業界外部のサービス事業者との連携が早期に可能になるとする。2017年7月にスタートしており、2021年度に500万ユーザー、将来的には1,000万ユーザーを目指している。